6・15札幌大会『ALL TOGETHER in SAPPORO〜能登半島復興支援チャリティ大会〜』へ向けた会見が1日、東京・中野坂上の新日本事務所で行われ、全日本・宮原健斗の参戦が発表された。

 5・6日本武道館大会に続くALL TOGETHERは日本プロレスリング連盟に加盟している新日本、NOAH、DDT、大日本、スターダムの5団体が参加。全9カードが出そろっていたが、大会2週間前となったこの日、カード変更が発表された。

 全日本のエース・宮原の参戦が緊急決定したのだ。「なぜ今、俺がここにいるのか? それは6月15日、札幌でのALL TOGETHERにもっともっと元気が必要だからです。このプロレス界イチの元気男がこのALL TOGETHER6月15日、札幌のリングから見てる人に元気を届けたい」と考えた宮原は、日本プロレスリング連盟に自ら足を運び、参戦をアピール。これが認められた。

 これで6・15札幌大会は6団体参加に。宮原のALL TOGETHER参戦は昨年6・9両国大会以来1年ぶり。新日本・棚橋弘至&NOAH・丸藤正道と豪華トリオを結成し、SANADA&タイチ&上村優也のJust 5 Guysトリオと対戦することになった。

 棚橋とは清宮海斗とのトリオでオカダ・カズチカ&青柳優馬&拳王と対戦した昨年6・9両国大会以来、1年ぶりに同じコーナーに並び立つ。2022年4月の後楽園ホール還暦祭でもタッグを組んだことがあり、「棚橋さんは僕のプロレス人生において節目節目で影響を受けていて、急きょ組むことになったのは僕の中で意味があると思ってるので、それをリング上で感じたい」とたかぶるばかり。「今までと違うのは棚橋さんが社長、僕が選手会長。今までと違うので僕個人として楽しみですね」と続けた。

 「僕は6月15日、見てる人、能登半島で何かしら被害にあった方に元気を届けたい」と被災地への思いを胸に戦うつもりの宮原。一方で棚橋を見やりながら「隣にいる棚橋さん元気ないんじゃないか」と指摘し、「もしかしたら僕から一番元気もらっちゃうの棚橋さんかもしれない。棚橋さんと僕が並ぶとプロレス界はパーっと明るくなりますから」と豪語した。

 これを受けて棚橋は「疲れてない。言えば言うほど怪しいけどね。疲れてない。やりがいしかないから」と全面否定しつつ、宮原を「今一番プロレス界でエネルギーがある男」と評価。「僕が前に出ようとするとさらに前に出ようとするというか、なかなかプロレス界見渡しても僕より目立ちたがり屋がいるとはっていうね。そこの勝負も負けたくない」と言い切った。

☆6/15(土)北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)『TOGETHER in SAPPORO〜能登半島復興支援チャリティ大会〜』15:30開場、17:00開始

◇第1試合◇
大和田侑
HAYATA
佐々木憂流迦
(1/15)
藤田晃生
ロビー・イーグルス
ザック・セイバーJr.

◇第2試合◇
スターライト・キッド
(1/15)
AZM

◇第3試合◇
橋本大地
関本大介
(1/30)
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀

◇第4試合◇
樋口和貞
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
(1/30)
遠藤哲哉
大岩陵平
海野翔太

◇第5試合◇
上村優也
タイチ
SANADA
(1/30)
宮原健斗
丸藤正道
棚橋弘至

◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
マサ北宮
(1/30)
石井智宏

◇第7試合◇
ドリラ・モロニー
クラーク・コナーズ
LJ・クリアリー
アンソニー・グリーン
ジャック・モリス
(1/30)
ティタン
BUSHI
高橋ヒロム
辻陽太
鷹木信悟

◇第8試合◇
YO-HEY
デビッド・フィンレー
ゲイブ・キッド
(1/30)
アレハンドロ
拳王
清宮海斗

◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
ジェイク・リー
(1/60)
内藤哲也


【会見の模様】

▼宮原「全日本プロレス宮原健斗です。日本プロレスリング連盟は何かが起こった時にこのプロレス界が一致団結する組織だと聞いております。そのような素晴らしい組織を作っていただき、ありがとうございます。そして今回、ALL TOGETHER能登半島復興支援チャリティ大会、僕たちプロレスラーはこの大会から、見ている人に元気を届けなきゃいけない。それが僕たちプロレスラーの使命だと思っています。そして、なぜ今、俺がここにいるのか? それは6月15日、札幌でのALL TOGETHERにもっともっと元気が必要だからです。このプロレス界イチの元気男がこのALL TOGETHER6月15日、札幌のリングからも見ている人へ元気を届けたいと思います。6月15日、札幌でのALL TOGETHERはこのプロレス界の元気印・宮原健斗に全てお任せ下さい」

▼棚橋「新日本プロレス100年に一人の逸材、そして代表取締役社長・棚橋です。日本プロレスリング連盟から宮原選手の参戦希望の話を受けまして、ぜひ出てほしいというふうに思いまして。宮原選手とは過去、何回もタッグを組んで、もうね、宮原選手がいるだけで室温が1度2度上がってる。そのような体感もあるので、ぜひ大会を盛り上げてもらうためにも力を貸していただきたいということで今日の会見になりました」

――カード変更について

▼棚橋「前回、興行の日程の関係で宮原選手は出場できなかったんで、今回、その分の思いも乗せて試合してほしいと思いますし。宮原選手とSANADA、上村、タイチ、どの組み合わせも僕が見てみたいっていう、そういう思いもあります。丸藤選手との化学反応も楽しみです。大いに期待していただいていいと思います」

▼宮原「今回の対戦カード、正直それぞれの対戦相手との関係性などはプロレスファンがそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらえればいいかなと思っていて。一番大事なのは、やはりこの宮原健斗が札幌の地のALL TOGETHERに出場するのが一番大事であって。プロレスファンのALL TOGETHERへの不安があるとすれば、宮原健斗の登場により、すべてそれは払しょくされる。それが一番大事だから。だから俺は今日ここにいる」

――全カードが決まっていた状況で名乗りを上げたが、なぜこのタイミングで?

▼宮原「全日本プロレスの話で言うとチャンピオン・カーニバルで優勝して、先日の5月29日はチャンピオン安齊勇馬に挑戦するも敗れ、そして次、俺は何をするんだと。このプロレス界を見渡した時、ALL TOGETHER、俺入ってねえじゃんと。元気届けなきゃダメだろうと。そしてね、SNSを見るとプロレスファンもALL TOGETHERに少なからず不安を抱いている層もいると耳にしているので。そこで俺は日本プロレス連盟に自ら足を運び、打診しました。そして今日この運びになったと。俺ぐらいの男になると、これぐらい動かすよってことですよ。(棚橋に向かって)大丈夫ですか?」

▼棚橋「はい」

▼宮原「それとね、今日会見来て思いました。僕はこの6月15日、見てる人、能登半島で何かしら被害があった方に元気を届けたいのはもちろんですけども、隣にいる棚橋さんにちょっと元気がないなと思ってですね。疲れてるんじゃないですかね」

▼棚橋「忙しいけどね。疲れてない」

▼宮原「そういうところで、もちろん見てる人に元気を届けるのもそうなんですけど、もしかしたら、これ一番元気もらっちゃうの棚橋さんかもしれないなと。大丈夫ですか? 心配なんですよね」

▼棚橋「じゃあ、ちょっと分けて」

▼宮原「それぐらい僕は元気を届けようと思ってます。パートナーの棚橋さんにさえも。そういう出場理由です。とにかく元気を届けたいと思ってます」

▼棚橋「疲れてないです」

▼宮原「大丈夫ですか? この先も」

▼棚橋「試合でしょ、試合での仕事、以外の平日は出社して、休みがない」

▼宮原「疲れてるんじゃないですか?」

▼棚橋「疲れてない」

▼宮原「大丈夫ですかね?」

▼棚橋「言えば言うほど怪しいけどね。疲れてない。やりがいしかないから」

▼宮原「ホントですか? 今日声聞いてる感じ覇気がないんで心配してるんですけどね。覇気しかない男・棚橋弘至に覇気がないですね。棚橋さんと僕が並ぶとやっぱり、このプロレス界はパーっと明るくなりますから。それを6月15日、皆さん楽しみにしてほしいですね」

▼棚橋「ありがとう、宮原君。今の一連で凄く元気出た」

▼宮原「じゃあ元気なかったんですか?」

――棚橋選手から見た宮原選手、宮原選手から見た棚橋選手はどんな存在?

▼棚橋「僕が前に出ようとすると、さらに前に出ようとするというか、なかなかプロレス界見渡しても僕より目立ちたがり屋がいるとはっていうね。そこの勝負も負けたくないなと。味方ですけどね。なので今一番プロレス界でエネルギーがある男だと思います」

▼宮原「もちろん棚橋さんは僕のプロレス人生において節目節目で影響を受けていて、今回もこうやって6月15日、急きょ組むことになったのは僕の中で意味があると思ってるので、その意味を6月15日、リング上で感じたいなと思ってますし。そして今までと違うのは棚橋さんが新日本プロレスの社長になられて、僕が全日本プロレスの選手会長としてやってるんで。そこが今までと違う部分なので僕個人的には楽しみかなと思いますね」

――棚橋選手が「目立つところで負けたくない」と発言していたが同じ思い?

▼宮原「もちろんです。ただ、このままいけば僕の独壇場になるんじゃないかなと逆に心配してますけどね。でも棚橋さんもやっぱりリングに上がれば欲しがりですから。元祖欲しがりみたいなところがありますから、そういう意味ではね…」

▼棚橋「プロレス界の歴史長いけど俺が元祖?」

▼宮原「欲しがりというものを、この世界に言葉を導入したのは棚橋さんですから」

▼棚橋「凄い評価高いね」

▼宮原「高いですよ。欲しがり。現在進行形は僕だと思ってるんで、そこの旧新というか、そういう見方で、その戦いのエネルギーがパッという明るい、そういうエネルギーを生むと思いますね」

▼棚橋「それと今ね、肉体改造が進行してて。棚橋の腹筋が戻ってきてる可能性もある」

▼宮原「スケジュール的には大丈夫ですか?」

▼棚橋「戻ってきてる」

▼宮原「まだ2週間ありますから。追い込みで?」

▼棚橋「6月8日の新日本の大阪大会の前日イベントで腹筋披露があるから。披露しちゃう」

▼宮原「大丈夫ですか? 15日の前にトーンダウンするようなことはやめてくださいね」

▼棚橋「大丈夫。今日は会社から歩いて帰る」

▼宮原「すげえポジティブですね。それで今その自信ですか。うらやましいな」

▼棚橋「何の話だっけ?」

▼宮原「15日の話。仕上げてくると。お互い仕上げて当日を迎えると」

▼棚橋「どっちがテンション高いか勝負だね」

▼宮原「楽しみですね」

――もう一人のパートナーである丸藤選手については?

▼宮原「それも楽しみじゃないですか」

▼棚橋「丸藤選手、副社長だよ」

▼宮原「はい。社長、副社長、選手会長。僕だけ全然力がない。僕は何の権力もありません。棚橋さんは社長ですから権力があって、丸藤さんは副社長ですか。ということは権力がそれなりにあるわけですよね。やっぱり僕も選手会長で権力ないですけど、権力系の役職がついた二人じゃないですか。何で僕そこなんですかね?」

▼棚橋「超がついてるから」

▼宮原「あ、超トリオということで? ただね、このトリオですから」

▼棚橋「丸藤選手とは対戦とか組んだこととか?」

▼宮原「ありますけどね。過去チャンピオン・カーニバル決勝戦、三冠戦で戦ったことありますけどね。あまりどうでもいいかなというのが正直なところで。僕は正直、棚橋さんはもちろん一緒に組む意味合いもありますけど、たぶんプロレスファンは宮原健斗が出ることの方が多少うれしいかなと思いますんで。僕は正直、この試合は棚橋さんと組むのはもちろんですけど、僕のエネルギーを発散することに一番集中してるんで」

▼棚橋「負けない」

▼宮原「エネルギー勝負ですね」

▼棚橋「丸藤さんもグイグイくると思うよ」

▼宮原「ホントですか。それは楽しみだ」

▼棚橋「負けず嫌いだから。前に出て前に出て前に出て」

▼宮原「大変ですね、これは」

▼棚橋「誰が先発するか。先発出たら誰もタッチしないっていう可能性もある」

▼宮原「やばいですね」

▼棚橋「やばいね。この試合楽しみだね」

――メインの「内藤vsジェイク」よりも盛り上げる?

▼宮原「これメインイベントじゃないんですか? メインイベントですから、これが。あまりそういった質問は。宮原健斗ですよ。僕が出るんですから、プロレスファンはこの試合を見に今からチケットを買いに行くんですよ。宮原健斗出場ですから、プロレスファンの皆さんは今すぐ前売り券を買っていただいて、メインイベントに出場する、この宮原健斗を注目しないと。健斗コールを札幌で起こさないと。プロレスファン今すぐ前売り券を買っていただいて、駆けつけてくださったらうれしいなと。メインイベントにご注目ください。僕たちのメインイベントにね」

▼棚橋「これは入場順から揉めるね」

▼宮原「プロレスあるあるで。悪い伝統ですね」

▼棚橋「悪い伝統かな?」

▼宮原「誰が入場するとか、どっちを先にコールするとか別にそこはこだわりないですね」

▼棚橋「俺、一番最後でいい?」

▼宮原「欲しがりますね。先輩的なあれですか? キャリアを盾に」

▼棚橋「年齢順かな」

▼宮原「そうですね。入場順も当日楽しみですね」

――全日本でも能登チャリティ大会を開催するが?

▼宮原「全日本プロレスとしても6月10日、石川県七尾でチャリティ大会やりますけど、それはそれで120%で盛り上げて、6月15日はプロレス界全体で一致団結するっていうところで、僕がALL TOGETHERのリングから届けることに意味があると思ってるので。そしてALL TOGETHERの舞台でしかそろわない棚橋さん、宮原健斗というツーショットもこのALL TOGETHERならではのエネルギーが生まれると思ってるので。もちろん全日本プロレスのチャリティーも盛り上げますし、ALL TOGETHERのチャリティも盛り上げる。両方盛り上げたいと思いますね」