『レック Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL〜BEST OF THE SUPER Jr.31 決勝戦〜』大阪城ホール(2024年6月9日)
NJPW WORLD認定TV選手権試合 ○ジェフ・コブvs石井智宏×

 石井がまさかのフランケンシュタイナーから猛攻に出たものの、最後はコブがツアー・オブ・ジ・アイランドで激勝。熱戦を制してTV王座V2に成功した。

 石井は5・9日本武道館大会『ALL TOGETHER』でタッグマッチながらTV王者・コブを撃破。5・11カルフォルニア大会でランス・アーチャー相手に初防衛を果たしたコブに改めて挑戦を要求し、大阪城ホール大会でタイトル戦が組まれた。

 のっけから肉弾戦によるシーソーゲームに。激しくせめぎ合うが、コブは背後からの串刺しジャンピングエルボースマッシュで不意を突き、石井の動きを止めた。場内は「石井」コールに包まれる。すると、石井も意地のブレーンバスターでコブの巨体を引っこ抜き、割れんばかりの歓声を浴びた。

 肉弾戦から一転して先の読み合いになると、コブが投げ捨てジャーマンから再び攻勢。雪崩式ブレーンバスターを敢行する。自身が得意とする大技を受けて激情に着火した石井は、絶叫しながら立ち上がると、投げ捨てジャーマン、バックドロップで連続して投げ飛ばした。だが、コブもフロントスープレックス、ラリアットとたたみかけ、頭突きで吹き飛ばすと、その場飛びムーンサルトプレスで勝機を掴む。

 コブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、突っ込んだ石井はラリアット、延髄斬り、ラリアットと猛攻。コブはカウント1でキックアウトして会場をどよめかせると、裏落とし、倒れ込み式ラリアットでやり返す。石井も同じくカウント1で肩を上げると場内はさらにヒートアップした。互いに大技を狙う裏の読み合いが続くが、コブは至近距離から豪快なドロップキックを一閃。石井の猛抵抗をものともせずにF-5000、アスレチックプレックスで投げまくる。

 石井は頭突きで足止めすると、まさかのフランケンシュタイナーで大逆転。ラリアットを振り抜くと、垂直落下式ブレーンバスターへ。しかし、間一髪で着地したコブがショートレンジでツアー・オブ・ジ・アイランドを繰り出し、熱戦に終止符を打った。

 石井がフランケンシュタイナーから押し切りにかかったものの、コブが押し返してTV王座を死守。大阪城ホールを何度も沸騰させたうえで、TV王座2度目の防衛に成功した。

 「オーサカジョーがこんな大げんかを見たのは1600年代以来のことだろう。イシイよ、今晩TV王座戦であの闘いを実現してくれたことに感謝する。あれこそが俺が望んでいたものだ」と石井に感謝の言葉を送ったコブは、次なる防衛戦に向けて、「とにかくどんな手段でもいいから連絡しろ。そしたら俺がお前を有名にしてやる」と全方位に宣戦布告。「ニュージャパンのTVを象徴する、輝く黄金のベルトが呼んでいるんだ。お前を有名にしてやると。そして俺がスープレックスを決めて、おうちに帰してやる。もちろんエコノミーだ」と返り討ちを予告していた。

【コブの話】「(コメントスペースに置かれた椅子を見て)これは俺のため? やっとだ。ついに、すべてのTVの王者にふさわしい対応をしてもらえるようになったか。(用意されていた缶ビールを使ってベルトを立てて)これでいいか。イシイ、俺が初めてニュージャパンプロレスリングに来たとき、インターネットのあちこちで目にしていた神がお前だ。破壊者イシイとか、彼はモンスターキラーだとか、ゴジラだなんて言われていた。このシリーズの始まり、『ALL TOGETHER』でピンフォールを取られたが、あれはタッグマッチだったから計算には入れない。大事なのはこのベルトを懸けた一戦、スポットライトに照らされた1対1の勝負だ。俺はあのタッグマッチのときから、お前の名前を出し、バカにした。(机がずれるのをを気にして)……ストッパーがかからないのか……俺はお前の名前を出したが、ミスター・ポテトヘッドや去勢された小さなチワワとか、たとえどんな呼び方をしたとしても、俺はお前のことを……どれぐらいかというのは知らんが……尊敬しているんだ。イシイ、それがお前をバカにしている時の俺の思いだ。オーサカジョーで闘ったわけだが、オーサカジョーがこんな大げんかを見たのは1600年代以来のことだろう。イシイよ、今夜、TV王座戦であの闘いを実現してくれたことに感謝する。あれこそ俺が望んでいたものだ。この王座に挑戦したいヤツは、TwitterでDMかタグ付けしてくれ。Xでも、Instagramでも、Facebookでも、それと会員サービス、名前はなんて言うんだっけ? OnlyFansには入ってないが作ろう。とにかくどんな手段でもいいから連絡しろ。そしたら俺がお前を有名にしてやる。外に出るのもいいだろう。今の季節はナツだからな。ナツ、違う? 夏? いや、『Forbidden Door』の季節だ。俺はニュージャパンの王者であり、AEWのALL ELITEだった。ELITEならば挑戦しろ。かかってこいよ。それとも王者になったら、小さな町での興行のことで批判を受けるのが嫌だと思っているのか。その重責には堪えられないよな。AEW、RoH、TNA Impact、MLW……CMLLは参加したことがないが、名を挙げるべきだろう。ニュージャパンのTVを象徴する、輝く黄金の大きなベルトが呼んでいるんだ。お前を有名にしてやると。そして俺がスープレックスを決めて、おうちに帰してやる。もちろんエコノミーだ。俺は倹約家だからな。じゃあビールをもらって、俺は行くよ。(缶ビールを取って)3つもらっておこう。(日本語で)マタネ」

※石井はノーコメント