新旧交じり合う街・大銀座をこれまで支えてきた定番と、新たな試みを発信していく新定番。今回はその中から、夢と希望をのせて街を盛り上げている〈銀座コージーコーナー〉のサクセスストーリーを紹介します。

笑顔と幸せを届け続ける、銀座生まれの洋菓子物語。

今回作るのはこれ!〈銀座コージーコーナー〉の苺のショートケーキ&モンブラン
「ジャンボシュークリーム」

昭和23年、銀座6丁目に喫茶店として誕生し、当時はまだ珍しかった洋菓子コンテンツをいち早く届けた〈銀座コージーコーナー〉。戦後まもないなか、洋菓子で少しでも人々に笑顔を届けようと立ち上げた創業者の思いは、72年経った今でも銀座の街に根付き、受け継がれている。なかでも人気の火付け役となったのが、薄くふんわり柔らかいシュー生地が特徴の「ジャンボシュークリーム」や、スポンジとクリームの口どけにこだわった極みの「苺のショートケーキ」、金色の包み紙が懐かしさを誘うクラシックな「モンブラン」だ。

どれも日本人の嗜好とトレンドに合わせてレシピの研究と改良を重ねており、それが定番スイーツとして長年愛され続ける秘訣になっている。特に見た目、味、素材のどれを取ってもシンプルな「苺のショートケーキ」は、苺の向きから置き方、クリームの厚みや硬さを常にベストコンディションに持っていくため、今でもその時代にフィットする黄金比を求めて走り続けている

夢がぎっしり詰まったケーキを大解剖!
〈銀座コージーコーナー〉の苺のショートケーキ&モンブラン

【point.1】苺の形が綺麗に出るよう、しぼりの真ん中に映える置き方に
【point.2】スポンジとクリームのバランス等を考え、クリームの厚さは25mm
【point.3】苺のみずみずしさを包むような硬めのクリーム
【point.4】綺麗なツノとクリームの線が出るよう少し軟らかめのクリーム
【point.5】カットする際に苺をつぶさないためのスペース
【point.6】クリームと同時に溶けてなくなるきめの細かいスポンジ

【point.1】ジュレを塗って栗のつやを演出
【point.2】栗の食感が出るように太めに絞る
【point.3】しっとりスポンジ
【point.4】カスタードクリーム
【point.5】栗の味と相性が良いクリーム
【point.6】栗×白あんのオリジナルマロン餡
【point.7】食感のアクセントになるマロンダイス

時代とともに生きた、クラシックケーキ。

ショートケーキ、モンブランは創業時から洋菓子の代表格に。日本人の口に合うよう、また時代のトレンドに合わせて、形やクリームの量、甘さの配合などを少しずつ変え、定番の座を守り続けている。

〈コージーコーナー〉

コージーコーナーとは、憩いの空間の意。“いちばん近くの、おもてなし”にぴったりな、リボンをまとった赤と白の箱が目印。10月には新作モンブランも登場予定。

(Hanako1189号掲載/photo:Chihiro Oshima text:Ami Hanashima)