子育てに積極的なパパが増える中、ダメパパにうんざり。ダメパパになってしまう理由と、ダメパパをいいパパに変える方法についてご紹介します。

ダメパパになってしまう理由とは?

子どもが生まれる前は「いいパパになるぞ!」と意気込んでいたはずなのに、いざ子どもが生まれると育児も家事も何もしない。やる気があったはずなのに、なぜダメパパになってしまうのでしょうか?

日本の古い価値観

子育てと家事は女性がするもの。日本には「男性は仕事、女性は家庭」という性別の役割意識が強くあります。昭和55年頃の日本では、男性は外で働き、女性は家で子育てと家事をする家庭がほとんどでした。

共働き世帯は年々増えていますが「子育てと家事は母親がする」ことが当たり前の家庭で育ってきた男性は、自分の子どもが生まれ妻が仕事をしていても「子育てや家事は自分の仕事ではない」と思っていることがあります。

父親の子育てをイメージできない

そのような価値観の中で育ってきた男性の中には、自分も子育てをしたいけれど、どうやってすればいいのかわからず結果的に何もしないことがあります。自分の父親が子育てや家事を手伝う姿を見たことがないために、自分が父親になってもイメージが持てないのです。

あるいは、パパ自身は子育てや家事を手伝っているつもりでも、ママ目線では「何もしないダメパパ」と思えることもあります。

ママにはかなわない無力さを感じる

赤ちゃんが欲しがるおっぱいは、ママにしかありません。パパは、おっぱいをあげることができない自分には何もできないと思い、ダメパパになることがあります。

また、赤ちゃんが泣いてあやしても泣き止まないのに、ママが抱っこをすると一瞬で泣き止む。そんなことが積み重なっていくと、結局ママにはかなわない、パパとしての僕は何もできないと思うことから子育てをママまかせにしてしまうこともあります。

日本の長時間労働

OECD(経済協力開発機構)が2020年にまとめたデータでは、日本人男性が有償労働(仕事などをしている時間)は世界1位となっています。そのため、子育てをする時間が物理的に取れないという現実もあります。

ダメパパをいいパパにする方法は?

パパが得意なことだけをお願いする

これまで子育てする男性を見たことがない場合、急に「ミルクをあげて!」「オムツを替えて!」と言っても難しいことがあります。そんなパパには、まず得意なところから子育てに参加してもらいましょう。例えば、高い高いをしてあやしてもらう、抱っこひもやベビーカーでパパが行きたいところへお散歩してもらう、スマホを見てもいいから抱っこしてもらうなどです。

してくれたことには「ありがとう」「助かった!」と伝え、できれば「パパが抱っこすると泣き止むね!」「一緒に遊んでくれて子どもがとっても喜んでるね!」など褒めながら、少しずつパパのできることを増やしていきましょう。

パパと子どもとの時間を作る

子どもは幼いほど、日常生活でいちばん長く一緒にいる人に安心感を覚えます。パパがいても子どもがママばかり頼っていると、パパは自分は子育てできないと思いダメパパになってしまいます。パパが仕事で子どもと一緒にいる時間がなかなか取れないなら、朝は必ず見送る、遅く帰宅しても隣で寝てもらうなど少しでもパパとの関わり時間を増やしてあげましょう。

すぐにママ代わりになるパパになってもらうことは難しいですが、子どもがパパに頼るようになればパパ自身がどう子育てをすればよいかを考えるようになり、いいパパになっていくでしょう。

パパ仲間を作る

ママ友と対照的に、パパ友がいるというパパはまだそれほど多くはありません。ママ向けの情報は多いけど、パパ向けの情報というのは極端に少ないのです。パパではなく、ママと子ども向けのイベントのほうが多いのも同様です。

パパも、パパ友や子育てをするパパと知り合うことで子育てのやり方や、家事の手伝い方がスムーズにわかることがあります。もし、パパが嫌そうでない場合はほかのパパと知り合える場所へ連れて行ったり、こんなのがあったよ、とパパ意識を高める情報を知らせてみましょう。

参考 父親向け総合子育てポータルサイト「パパしるべ」https://papashirube.com/

パパのいいところに目を向けよう

子育てが大変な時は、してほしい、察してほしいことがたくさんありますが、いないよりはいいことや理想には及ばないけれど助かっていることもたくさんあります。自分の負担を減らすためにもパパを褒め、できることを増やすよう育て、ダメパパを卒業させてあげましょう。

※参考元