20日午前、北海道旭川市で、自転車を降りて横断していた高齢とみられる男性が、走って来た乗用車にはねられました。
 男性は頭から出血するなどして、病院で手当てを受けています。

 事故があったのは旭川市永山9丁目の道道で、20日午前9時ごろ、自転車を降りて横断していた高齢とみられる男性が、左から走って来た乗用車にはねられました。

 男性は、頭から血を流すなどけがをして、病院で手当てを受けています。

 警察によりますと、男性は意識はあるものの、会話がおぼつかない状態だということです。

 警察は、乗用車を運転していた美瑛町に住む54歳の大学教員の女を、過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
 取り調べに対し、女は「よく前を見ていなかった」と供述し、容疑を認めているということです。

 現場は、片側2車線の見通しのよい直線道路で、当時、男性は横断歩道のない場所を渡っていたとみられています。
 警察は、手当てを受けている男性の身元や、事故の状況を調べています。