去年12月、札幌市南区の路上で、50代の男性と男性の高校生の息子に暴行を加えてけがをさせたとして、男2人が逮捕されました。

 逮捕されたのは、札幌市中央区の自称ラッパー、山谷流維(やまや・るい)容疑者22歳と、千歳のアルバイト従業員、山村颯(やまむら・はやて)容疑者22歳です。
 2人は、去年12月22日の午前3時半ごろ、札幌市南区南沢5条4丁目の路上で、50代の男性の胸ぐらをつかんで投げ飛ばしたり、携帯電話で110番通報しようとする左手を強く握ったりしたほか、男性の高校生の息子の顔面を、複数回ひざ蹴りするなどしてけがをさせた傷害の疑いが持たれています。
 男性は手の指を骨折する重傷、息子も唇を切るけがをしました。
 警察によりますと、事件の前、被害に遭った親子の車の後ろを、山谷容疑者らの車が走っていて、親子の車に対して急接近や並走などのあおり運転をくり返していました。その後、お互いに車を降りて口論になり、犯行に及んだとみられています。
 事件後、山谷容疑者らは現場から立ち去り、男性が110番通報しました。
 警察は車の情報などから、山谷容疑者らを特定して捜査を進めていましたが、2人は先月24日、室蘭であったナマコの密漁事件で逮捕されたということです。
 その後、警察はこの事件での裏付け捜査をすすめ、13日、傷害容疑で2人を逮捕しました。
 警察の調べに対し、山谷容疑者は「走行方法をめぐってトラブルになった。親子2人にけがをさせた」と話し、山村容疑者は「山谷が親子に暴力をふるっていて、父の方の腕をつかんだ。止めには入らなかった」と話していて、それぞれ容疑を認めているということです。


9月13日(月)午後11時10分配信