18日夕方、北海道名寄市の住宅街で、クマが目撃されました。近くに高校などもあることから、警察などで警戒にあたっています。

 警察によりますと、18日午後4時過ぎ、名寄市徳田の北海道名寄高校近くで、学校の職員から「クマが歩いているのを見た」と警察に通報がありました。

 警察が駆け付けたところ、近くの北海道名寄産業高校近くの市道を歩いているクマを発見しました。クマは、体長約1.2メートルぐらいの子グマとみられ、住宅街にあるやぶの中に入っていったということです。

 名寄市などによりますと、クマの目撃情報は相次いでいて、18日午後2時半ごろに名寄市緑丘の緑丘団地付近で、午後4時10分ごろには名寄公園パークゴルフ付近で、午後7時半過ぎにはホテル山一付近でも、体長1メートルほどのクマが目撃されています。

 警察などが、クマの行方を追うとともに、周囲をパトロールするなどして警戒にあたっています。

 名寄高校によりますと、生徒には早めに下校するよう呼びかけていて、明日朝の登校時には、職員が見守る予定だということです。