北海道南部の北斗市で、住宅の敷地に赤ちゃんの遺体を埋めて遺棄した疑いで25歳の女が逮捕された事件で、赤ちゃんの死因は外傷性頭部出血だったことがわかりました。

 自称・青森県弘前市の接客業、大内流星(るな)容疑者(25)は、今月上旬ごろ、親族が住む北斗市の住宅の敷地内に生後間もない女の子の遺体を埋めて遺棄した疑いで、21日、身柄を検察庁に送られました。
 警察に調べに対し、大内容疑者は「私が埋めたことに間違いない」などと容疑を認めているということです。

 司法解剖の結果、赤ちゃんの死因は頭に強い力が加わったことによる外傷性頭部出血でした。
 また、赤ちゃんはへその緒に胎盤のようなものがつながっていて、産後まもなく死亡したとみられています。
 警察は、赤ちゃんが死亡した経緯など引き続き調べています。