19日午後、北海道帯広市の路上で、自転車の走行をめぐり、トラブルになった男性を引き倒したとして、73歳の男が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、帯広市の73歳の無職の男です。

この男は、19日午後4時10分ごろ、帯広市西16条南4丁目の路上で、自転車に乗っていた40代の男性の体をつかみ、引き倒した疑いが持たれています。

警察によりますと、事件前、走行中の男の車に対し、男性の自転車が逆走して近づき、男が注意。

これに対し、男性が「うるさい!」と言い返して走り去ったため、男は腹を立てて追いかけ、犯行に及んだとみられています。

目撃した人が「もめている、押し倒された」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で男を逮捕しました。

取り調べに対し、73歳の無職の男は「自転車に乗っていた男の人をつかんで、引き倒した。腹が立って、やりすぎた」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。