旭川で2月に行方不明となり、先月、市内の公園で遺体で見つかった、当時14歳の女子中学生について、旭川市の西川市長は、いじめを受けていたのか調査するよう、教育長に指示しました。
 これに対し、女子中学生の家族は真相究明を求めるコメントを発表しました。

 亡くなった女子生徒については、週刊誌の電子版が、通信アプリで性的ないじめを受けていたと報じたことから、市教委や学校には300件以上の苦情や問い合わせの電話が相次ぎました。
 事態を重く見た旭川市は、22日、対応を話し合う総合教育会議を開きました。
 会議の後、西川将人市長は「どのようなことが事実としてあったのか、しっかりと調査をしていく必要がある。もし、いじめということになればこれまでの対応に問題があったのだろう」と述べ、市教委や学校側の対応を調査するよう、黒蕨(くろわらび)真一教育長に指示しました。
 市の関係者によりますと、女子生徒は、一昨年4月に市立中学に入学し、6月、同じ中学や別の中学の生徒とトラブルがあり、市内で転校しました。
 トラブルの後、母親はいじめを訴えていましたが、市教委は、学校や関係者に聞き取りを行ったものの「いじめという認識はなかった」と説明しています。

 女子生徒の家族は、22日、次のようなコメントを発表しました。

 「娘はわずか14年という短い人生に幕を閉じました。娘は生前、勉強したり、絵を描いたりすることが大好きな子でした。中学1年生の頃イジメに悩まされながらも必死で生きてきました。家族としては、旭川市の調査が進み、これまで明らかにされなかった情報が開示され、真相が一刻も早く究明されることを願っております。そして何よりもイジメのない世の中になることを切に願います。また、大切な娘を失い深い悲しみを受けています。私たちの心情をお察しいただき自宅や職場、親族への取材をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。 家族一同」(全文)

 旭川市教委は、有識者からなる第三者委員会を設置して、いじめについて調査を進める方針です。


4月22日(木)午後11時35分配信