21日午後、北海道苫小牧市で、無免許で軽乗用車を運転し、一時停止の標識を無視するなどしたとして、23歳の男が逮捕されました。

 道路交通法違反と有印私文書偽造・行使の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市啓北町1丁目に住む23歳のアルバイト従業員の男です。
 男は21日午後3時ごろ、苫小牧市木場町1丁目付近を軽乗用車で走行中、一時停止の標識を無視したところを警察官に目撃され、停止させられました。
 警察官に免許証の提出を求められると、男は「財布ごと忘れました」と説明。
 そして、これらの違反を受けて記入した書類に、ウソの氏名や住所、生年月日などを記入した疑いが持たれています。

 警察によりますと、男が運転していたのは男の知人名義の車で、警察は書類に記入された氏名や住所などが虚偽であることが発覚したのち、男の自宅を突き止めて22日朝、逮捕しました。
 取り調べに対し、23歳のアルバイト従業員の男は「免許証を取ったことがない」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は、男が無免許運転をくり返していなかったどうかや、なぜウソを記載したのかなど、詳しく調べています。