本格的にクマが活動するシーズンに合わせ、北海道東部の浜中町で、20日、クマ対策の訓練が行われました。

 訓練では住宅街に現れたクマの位置を浜中町の職員がドローンで確認しつつ、ハンターが爆竹を投げて森へ追い払ったり、ライフルでクマを撃つ際の手続きを確認したりしました。

厚岸警察署 藤瀬和彦地域・交通課長
「山に入る際はクマを近づけないためにクマ鈴を持つなど基本的な対処をしてほしい」

 去年、道内ではクマの目撃通報が4055件、このうち772件が釧路地方で、警察は注意を呼び掛けています。