３月、札幌市内のホテルに代金を支払う能力もないのに、３泊したとして39歳の男が逮捕されました。

　詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の39歳の無職の男です。
　この男は、３月29日から４月1日までの間、札幌市中央区南２条西11丁目にあるホテルに、代金を支払う能力も意思もないまま利用し、宿泊代や飲食代など４万3083円相当のサービスを受けた疑いが持たれています。
　警察によりますと、男は、１日にフロントでチェックアウトの手続きをせずに勝手にホテルを出たため、ホテルがメールで支払いを催促すると、当初は「支払う」と返信していました。
　しかし４月５日を最後に連絡が途絶えたということです。
　そのためホテル側が「無銭宿泊の被害にあいました」と警察に通報していました。
　取り調べに対し、39歳の男は「お金が足りないことはわかっていました」と話し、容疑を認めているということです。
　当時、男は刑務所を仮釈放中で、警察は、当時の状況など詳しい経緯を捜査しています。