沢山優介(掛川西)、田村俊介(愛工大名電)、阪口樂(岐阜第一)

 今年の東海地区は全国の中でも最もドラフト候補が揃っているという評判だ。そして春の大会でも活躍を見せ、評価を挙げている。今回は東海大会出場を決めた選手を焦点に当てて、逸材たちを紹介していきたい。

 東海地区二刀流として注目された愛工大名電の田村 俊介は打者として大当たり。
6試合で26打数13安打、5打点、打率.500、出塁率.552、長打率.808、OPS1.359、と異次元の成績を残している。投手としても、130キロ後半の速球を武器に安定した投球を見せたが、やはり左腕ながら三塁を守ったり、抜群のバットコントロールを見せる打者として評価が高いだろう。

 また田村ともに注目された寺嶋 大希も13イニングで28奪三振の快投を披露。
140キロ後半まで速くなっており、成長が楽しみだ。他ではスラッガーとして注目された宮崎海も楽しみな右の強打者だ。

 同じ愛知では享栄はタレント揃いで、最速146キロをマークした竹山 日向投手も春先の練習試合で好投を見せ、県大会でも3試合で防御率0.95の好成績を残した。
さらに、最速149キロをマークした肥田 優心も、7.1回を投げて、1失点と好投を見せ、評価も上昇。東海大会では注目の存在となりそうだ。打者では1年生から注目された強打者・彦坂 藍斗も県大会で本塁打を記録している。

 そして大谷二世として評判だった大型スラッガー・阪口 樂は投手としては26.2回を投げて35奪三振、打者としては本塁打なしに終わったが、ポテンシャルは素晴らしいものがあるだけに、東海大会でも多数の球団のスカウトから注目を集めることになるだろう。

 東海大会に出場する掛川西の沢山優介投手も140キロ前半の速球と切れの良い変化球を武器に県大会では7者連続三振を奪うなど13.1回を投げ、23奪三振と、圧倒的なピッチングが光り、東海大会出場を決めている。また沢山とともに注目を集める榊原遼太郎も140キロを超える速球派右腕だ。

(記事=河嶋 宗一)