旅行や出張などの宿泊先で、朝食は楽しみのひとつ。普段は朝、食欲がない人でも、ビュッフェ形式の会場で目移りし、たっぷりの朝ごはんを満喫することもあるでしょう。X(ツイッター)では、ホテルの朝食券に添えられた一文が話題になっています。思わず困惑し、朝食を楽しむどころではなくなりそうに……。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

朝食券に記されていた謎のルールに驚き

「衣類ダメなのか……」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、ホテルなどで配られる朝食券が写っています。部屋番号や会場の案内、利用時間などが印字された一枚は、ありふれたチケットにしか見えません。

 しかし、利用方法や注意事項をよく読むと、目を疑う一文が……。そこには「衣類・スリッパでのご入店はできません」という、服装に悩んでしまう禁止事項が添えられていました。

 投稿者さんが気づいた、まさかの「衣類NG」に、11万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「衣類ダメなのはつらいなぁ」「客に衣着せぬ物言い」「攻めのドレスコード」「正解が知りたい(笑)」「葉っぱ隊の登場だ」「衣類はダメ 紙でできてればいいのかな? それか甲冑とか?」「そら『朝食』になってもらうんやもんなぁ」「あ、ご朝食会場ってそういう……」といった驚きの声が寄せられています。

「そんなはずはないよな」と会場へ

 仕事で訪れた北海道のホテルに宿泊した投稿者さん。いつもは朝食券の内容を細かくチェックしないといいます。ただ、この日はたまたま時間があって眺めていたところ、問題の一文を発見。思わず部屋で「衣類……? 浴衣じゃなくて、服を着て行っちゃダメってこと……?」とツッコんでしまったそうです。

「そんなはずはないよな」と思いながら、ジャケットとスラックスで会場へ。すると、やはり禁止されているはずの「衣類」を身につけていない、お客さんやスタッフはいませんでした。

 大きな話題を呼んだことについて、「想像以上の反響で驚きましたが、みなさんの想像力の豊かさにさらに驚きました(笑)」と話す投稿者さん。コメントで甲冑や葉っぱの着用を提案するほか、有名な童話「注文の多い料理店」から“客が食べられる側”との意見を見て「なるほど! と思いました」と楽しんでいました。

 一般的にホテルでは客室以外、廊下やエレベーターを含めレストランなどは公共のスペース。温泉や大浴場といった施設が併設されている場合を除き、室内用の浴衣やスリッパなどでの利用は、できないことのほうが多いでしょう。そのため謎の禁止事項が生まれたのは、「浴衣」と記載するところを誤って「衣類」としてしまった可能性が。

 ちなみに、投稿者さんは今回の発見を宿泊先には指摘しなかったそう。もしかしたら、今も同じ文面の朝食券が配られ、投稿者さんのように困惑しているお客さんもいるかもしれませんね。

Hint-Pot編集部