草むらに突然現れた「サメ出没注意」の看板。その向こうにある池をそっとのぞき込んでみると……。「本当に水たまりみたいな池にサメがいた」という写真がネット上で大きな話題になっています。投稿したまきのじ(@Makinoji)さんに詳しい話を聞きました。

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「まじでこの世 何があるかわからない」

 まきのじさんが24日、Xに投稿したのは2枚の写真です。1枚目は草が茂る場所に黄色の看板が立ち、サメの絵とともに「サメ出没注意」の文字が描かれています。そして、2枚目には池の中を泳ぐサメの姿が捉えられていました。

 ネット上は驚きに包まれ、「ジョークかと思ったらまじだった……」「え! こんな所にサメ?」「まじでこの世何があるかわからない、予想外すぎる」「怖い」「めちゃくちゃ綺麗な池ですやん、、気になる」「淡水で飼ってるチョウザメかしら」など、多くの声が寄せられました。

「池が広いので正確な数は分かりませんが、間違いなく2匹はいました」と振り返ったまきのじさん。

 場所については、沖縄県竹富町の黒島研究所と明かし、「黒島観光でたまたま立ち寄りました。私はやりませんでしたが、サメとウミガメの餌やりができるようでした」と続けました。

「最初に通ったときに看板は見ましたが、水がきれいすぎて池があることにすら気が付きませんでした。帰りに通ったときに初めて池の存在に気が付き、のぞき込んだら本当にサメがいて驚きました」と、とにかくびっくりしたそうです。

 いったい、どんなサメなのでしょうか。

 黒島研究所に聞くと、担当者が詳しく説明してくれました。

 池は海水で、サメの種類はレモンザメ、黒島周辺に生息しているそうです。

「浅瀬にすんでいるので、このように飼うことができます」

 現在、池に泳いでいるのは3匹で、いずれも子どもだそう。

「あの大きさだったら野生であっても逃げていくばかり。人には害はないです」というからまずは安心ですね。

 一方で、「大きくなると手を突っ込んだら反応しますので」と注意喚起も忘れませんでした。

 黒島研究所は主にウミガメの研究を行うほか、小さな水族館や博物館もあり、観光スポットにもなっています。

「この施設は50年ぐらいたちます。黒島産のものしか基本いません。サメを飼い始めたのは、8〜9年前に水槽を買うお金がなくてみんなで掘ろうと言って始めました。(池は)人力で掘っていますね」というからまたまた驚きです。

「庭でサメ飼ってます」 公式Xで動画投稿も…

 池は「入館しなくてもいい場所にあります」と無料で見学が可能。「館内に入ってもらうともっと大きなサメもいます」と付け加えました。

 実は公式X(@kuroshimaRC)でも「庭でサメ飼ってます」と池を泳ぐサメの動画を投稿し、目玉の一つとしてアピールしていましたが、このときはまったくバズらなかったそう。「ぜひ黒島研究所のXも見てください」と結びました。

Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム