瀬戸内、全国ベスト4でサッカーを通じての世界平和を宣言、偉大な足跡残す、全国高校サッカー選手権大会」…川風の街、七色の光#25

宣誓

私たちは今、平成最後の第97回全国高校サッカー選手権大会に出場できることに大きな喜びを感じています。

そして、これまで多くの偉大な先輩方がつないできてくださった高校サッカーの歴史を全国4,058校を代表する48校の私たちによって、その締めくくりができることをたいへん誇りに思います。

この平成という時代が幕を閉じようとしている時に、記録的な猛暑や地震、西日本豪雨災害を私たちは経験しました。

被災された多くの方々は、今もなお不安な日々を過ごされています。

答えの出ない毎日を悲しみを抱えながら生きていくことは、苦しくて辛いものです。

何気なく過ごしている日々がいかに尊いものであるかを改めて考えるきっかけにもなりました。

監督、コーチ、ともに戦ってきた仲間、私たちを応援してくださるすべての方々、そして何よりどんな時も背中を押してくれたベストサポーターである家族の支えがあって、今この舞台に立てていることを忘れず、最後まで戦力で戦うこと、これが私たちにできることです。

ここに来るまでの道のりは決して平たんではありませんでした。いくら練習しても勝てず、辛くて何度もくじけそうになりました。何度も諦めそうになりました。

それでも気が付けばボールを蹴っている自分がいました。仲間がいました。

こうして数々の試練を、サッカーを愛する仲間とともに乗り越え、憧れのこのピッチに立つことができました。

しかし、これが終わりではありません。

2020年、東京オリンピックや2022年カタールワールドカップに夢を馳せながら、新たな時代の幕開けとなる歴史の1ページを創るべくここから一歩を踏み出します。

すべての世のすべての人の平和が達成されるようにという、平和を尊いものとする意味が込められたこの平成という時代に私たちは生まれ育ちました。

日々が平和であることを願い、今こうしてこの舞台に立てる、決して当たり前ではないこのすばらしい奇跡に、そしてサッカーができることに感謝し、すべての人に笑顔、感動、勇気、希望を与えることができるよう、全身全霊プレーすることをここに誓います。

平成30年12月30日、広島県代表、広島県瀬戸内高等学校主将、佐々木達也

 

広島の、サッカーを愛する人々の心と、世界の願いを高らかに宣言した日から快進撃を続けてきた瀬戸内が全国ベスト4でその歩みを止めました。

「大人と子ども。自分たちのサッカーがどこまで通用するか」

安藤正晴監督は1月5日、準々決勝の日本航空高(山梨)戦に1−0で勝ったあと、ベスト4でぶつかる相手、流通経済大柏(千葉)との一戦について、そう話しました。

そして1月12日、憧れの埼玉スタジアム2002、午後2時20分キックオフ。

試合は前半4分と10分、瀬戸内が先に失点したことで一方的な流れになりました。けっきょく0−5で完敗。それでも初出場で広島県勢10大会ぶりのベスト4という大きな足跡を残しました。

でも、それ以上に価値があるものがあるとするならば、選手宣誓に込められた思いを全員で深く心に刻み込みながら戦い続けた2週間…

感謝の気持ちとともにピッチに立つ、それが広島に生まれ育った者であるなら世界平和に通じることを理解し、そして信じて…

スポーツでもっと幸せな広島へ

「またこの舞台にもどってきたい」(FW中川歩夢選手、2年)

佐々木主将が伝えたかったことは、来年以降も2年生、1年生のみんなによって引き継がれ、その大切な宝物は大人になって輝き続けるのでしょう。。


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