画像はカープ二軍戦の不戦勝を告げる社会人野球広島大会のサイトから

 

 

東スポ、広島ナイン大苦戦の理由?すっぱ抜く!コロナ対策「禁止」令多発の広島球団8月の社会人野球もキャンセル、昨シーズンも緒方監督「掌底打」やバティスタドーピング事件で大失速

 

ヤフーニュースに「広島の厳しすぎる〝外食禁止令〟にナイン悲鳴…コンビニ往復、部屋飲みの日々で暴発寸前」のヘッドラインの記事がアップされた。配信元は東スポ。

9月21日午前10時40分配信となっている。

これでまた広島球団は対応に追われるはずだ。

昨年夏には大騒動がふたつも起きた。


ひとつ目は緒方監督の野間に対する「掌底打」事件。球団はその事実を伏せていた。そんなことをやっているうちにチームは9連敗で借金生活へ。リーグ4連覇どころかAクラスにも入れなかった。

7月24日のナイトゲーム後、広島球団から「6月30日のDeNA戦(横浜スタジアム)のあと緒方監督が野間に暴力をふるい、7月15日付で緒方監督を厳重注意処分した」との発表あった。その直後から連敗スタート。実にわかりやすい。

そして7月25日発売の週刊新潮2019年8月1日号が、以下のタイトルで事件の詳細を掲載した。

11連敗の陰に秘された事件 怠慢選手に「嵐の掌底」連打!
広島緒方監督の鉄拳制裁は是か非か

 

ふたつ目はバティスタのドーピング検査陽性反応事件。緒方監督の一件がまだ尾を引く中で、今度は一軍の試合でホームランを打ちまくっている大砲がNPBアンチ・ドーピング委員会から陽性反応の通知を受けた。8月17日付、登録抹消…

 

当然ながらネット上にはカープファンから様々な声が上がり、バティスタに関しては他球団ファンからも厳しい声が相次いだ。

けっきょくふたつの事件はうやむやのまま幕引きとなった。野間の件では当事者のひとりでもあった長野は、佐々岡新体制の下で今はハツラツプレーを続けている。

 

そんな「ブラックな体質」(ネット上の声)を広島球団が持ち合わせていることは、これらの事実がすでに証明している。

 

コロナによる特別な状況下においても、その”資質”は浮き彫りにされる。今回の東スポ報道にあるようにある時点で誰かが”沸点”に達すると、その事実が明るみになる。

東スポの記事ではカープナインに対して広島球団が課している「禁止」事項が具体的に書かれている。だが厳しい「行動制限」は一、二、三軍を問わずにかけられている。特に二軍寮生はほぼ缶詰状態だ。

 

広島二軍は毎年参加する8月の社会人野球広島大会出場をキャンセルした。その影響は大きく、リーグ戦の対戦相手はすべて不戦勝となった。恒例となっているプロアマ交流の場がなくなり、さぞかし社会人側は残念に思ったことだろう。

また、この間はウエスタン・リーグの日程は組まれていないから広島二軍は対外試合を行えない日が続いた。

なぜキャンセルとなったか、本来なら球団HPに掲載されるべきことも書かれていない。問い合わせにも応じない。

大会結果を毎年、大きく報じる地元の中国新聞も二軍キャンセルとはどこにも書いてない。大会主催者に名を連ねる毎日新聞もそうだ。

ならば、おそらくコロナ対策だろう、と想像するしかない。

これほど大きなニュースであってもどこも報じないこと自体が異常である。

この一件は広島球団への忖度あるいは広島球団からの要望を受け、報じるべきことを報じないマスメディアしか存在していないことへの証左であり、ゆえに「原発村」になぞらえて広島は「カープ村」などと呼ばれたりもする。

 

ひろスポ!では東スポの今回の記事の前の段階で別記事を9月13日にアップした際、こう記している。


「広島は初回、プロ4度目のスタメン出場となった大盛が右前打。さらに堂林の打席でプロ初盗塁。堂林は四球。ここでこの日のスポーツ紙に「25試合110打席タイムリーなし」などと散々書き立てられた鈴木誠が、154キロの真っすぐを左翼越えに叩き込んだ。※ひろスポ!では鈴木誠にチーム不振の責任をかぶせるような報道はしない。その根底には別の理由があるから、だ。」

記事はコチラ
阪神・藤浪vs広島・薮田は予想通りの四球合戦…で、二桁借金突入の広島にもう秘密兵器はいないのか?


 

今回、広島球団にとって出てはいけない記事が東スポにズバッと直球勝負で出たのはどうしてなのか?

もう我慢の限度を超えた選手の方から東スポ記者に情報を提供したのか?

あるいはスタッフレベルで問題意識を強めた者の口から出たことなのか?

それとも佐々岡監督を始めコーチ陣もみんなも懸命に頑張っているのに、これじゃああまりにも不憫と感じた第三者が救いの手を差し出したのか?

それとも東スポ記者の中に、問題意識を持ち熱心に取材した辣腕が存在するのか?

 

広島はコロナによる制限下でも12球団トップの練習量を確保できていた。それなのに、個人的な数字で見ると、投手陣では大瀬良ら主力が次々に離脱する中、安定した成績を残しているのは新人の森下、そしてセットアッパーの塹江ぐらい。

この日、DJ・ジョンソンの楽天へのトレードが発表されたが、調子を上げてきたフランスア以外の外国籍選手たちが揃いも揃って結果を出せないもの、何か別の理由があると考えれば合点がいく。K・ジョンソンに至っては、どうしてあんなに酷いのか?誰も説明できない。

野手では西川がやはり故障で一軍を離脱。石原慶もそう。曾澤のアクシデントも痛い。鈴木誠や堂林は開幕から打線の軸としてよくやっているが、その数字はある時点を境に右肩下がりとなったままだ。

鈴木誠は東京出身。例えばカープナインは現在、東京遠征中だが東スポ記事にあることが本当なら、家族がある選手は宿舎で会うしか手がないことになる。

 

社会人野球キャンセルの件もそうだが大きな判断は当然、球団のトップが下すものであり、東スポに書かれているような極端な「禁止」令もトップダウン。

実はこうした広島球団の特殊な体質に危機感を募らせていたのが他でもない、巨人にFA移籍した丸である。

今、広島は、丸のいる巨人に16ゲームという途方もない大差をつけられている。(広スタ特命取材班・田辺一球)

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