画像はマツダスタジアムでプロデビューした玉村の投球フォーム

 

5月9日 ●0−2 中日 バンテリンドームナゴヤ
通算14勝19敗3分け
中日に抜き返されて5位逆戻り、首位阪神まで最大9・5差
14時開始・2時間39分、9,211人
相手先発 柳〇8回2安打無失点
本塁打 −
抹消 中村奨
登録 磯村

一番セカンド菊池涼
二番センター羽月
三番サード安部
四番ライト鈴木誠
五番レフト西川
六番ショート小園
七番ファーストクロン
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー玉村●(2試合2敗)5回94球3安打2失点(自責2)
コルニエル
森浦
菊池保

 

 

前回、柳に8回零封され14三振のオマケもついてきた広島打線は、鈴木誠を13試合ぶりに四番に戻し、三番に今季初となる安部を組み込んだが効果なし。

今回も8回で11個の三振を奪われ、唯一走者を出すことのできた三回、二死満塁で回ってきた安部はアウトローに逃げるチェンジアップを追いかけて空振り三振に終わった。

栗林の”ゴッドアーム”で勝ちを掴んだ前日は3時間33分の大熱戦。この日はわずか2時間39分で決着となり、広島はまた5位に後退した。


そんな中にあってプロ2年目、先月20歳になったばかりの玉村の投球が光った。

前回4月29日のDeNA戦(マツダ)で、初スタメンマスクの石原と組んで一軍デビュー。5回5安打5失点でもその内容を評価され、この日はそれを上回る5回3安打2失点だった。

CBCプロ野球解説の川上憲伸さんは「背面投法のよう」と表現していたが、肩関節の稼働範囲が広い玉村の投球フォームを見ると、ノーワインドアップモーションで右足が着地したあともボールはまだ背中の方にある。(トップ画像)

そこからさらに胸を張りタメが作れているので「腕が遅てくるからタイミングが取りづらい」(中日・栗原打撃コーチ)。140キロそこそこの真っすぐとスライダー、チェンジアップのコンビネーションが大きな武器になることが2度の登板で証明されたかっこうだ。


DeNA戦ではオーススティンとソトにスタンドに持っていかれ、今回もビシエドにバックスクリーンの左に打ち込まれたのが反省材料。ぜんぶファーストストライクを叩かれた。若いバッテリーに必要なのは大胆かつ慎重さ。付け加えるなら今の広島打線に必要なのは次々と頭角を現す若手投手陣の成長を後押しする援護点だ。(ひろスポ!・田辺一球)