画像はマツダスタジアム三塁側ベンチ前のDeNAナイン

 

6月19日 〇12−11 DeNA 東京ドーム
通算21勝32敗8分け
3位ヤクルトまで8・5差で5位変わらず、首位阪神まで15・5差
14時開始・3時間54分、4,898人(緊急事態宣言下)
相手先発 ピープルズ●2回3分の0、7安打5失点
本塁打 菊池涼7号①、林3号①、中村奨1号①

一番セカンド菊池涼
二番センター野間
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番サード林
六番ファースト坂倉
七番レフト西川
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー森下〇(10試合4勝4敗)7回102球7安打3失点(自責)
バード
高橋樹
栗林S(16試合1敗14S)

 

広島は交流戦防御率5・00でドンケツ。DeNAは同4・90でブービー。

ディフェンス力11位と12位対決は12対11で広島に軍配…

 

この日のDeNA投手陣はほぼ壊滅状態。先発ピープルズは三回途中で腰を痛めてマウンド近くにばったり倒れ込む始末で文字通りKO。以後、5人の継投で失点しなかったのは二番手桜井だけ。五回から毎回の1・1・1・1・3失点…

だが広島も人のことは笑えない。


4試合勝ちのなかった先発森下は初回、伊藤光とオースティンにソロを許し、二回にも大和に適時打されたが以後、踏ん張って7試合連続でクオリティスタートに成功…とここまでは良かったが、八回のバードは連続死四球で押し出し。

でもまだ12対4…なんて思っていた選手がいたとしたらそれは大間違い。



佐々岡監督はいやな予感がしていたはずだ。同監督が一軍投手コーチに昇格した2019年の大詰め、9月19日のDeNA戦。「広島倒せ!」の大合唱の中、六回、先発床田が先頭の宮崎に左前打されたのをきっかけに7失点した。試合は延長十一回、ソトのサヨナラ3ランで決着した。

その瞬間に広島のリーグ4連覇の夢が消え、広島はその2日後貯金をゼロにして、さらにその10日後、Bクラスに沈んだ緒方監引退会見…


今回も危うくサヨナラ負けするところだたった。上限5,000人の東京ドームに助けられたと言っていい。通常開催の横浜スタジアムなら木っ端みじん…

九回、マウンドに上がったのは6試合連続無失点中の高橋樹だったが、一死から守備固めのファースト堂林がエラー、続く桑原に四球、でにわかに雰囲気が怪しくなった。

代打細川には内野安打を許して満塁。佐野左飛のあとオースティンに押し出し四球を与え、宮崎にグランドスラムを運ばれた。

さらにソトにも中前に弾き返されついには栗林の出番となった。

だがさすがのドラ1右腕も準備不足で球筋バラバラ。代打楠本の左翼フェンス直撃二塁打で2点差に詰め寄られ打者一巡の大和の左前打でとうとう1点差になった。

最後は柴田一ゴロでゲームセットと緒方監督時代には不在だった守護神の存在が効いたかっこうにはなったが、最終回にふたりが投じた球数実に51。これは森下の102球のちょうど半分に当たり、勝利を信じて疑わない一塁側カープファンにとって、生きた心地のしない30分間になった。(ひろスポ!・田辺一球)