画像はアップ中の鈴木誠、その後ろ姿からも肉体的な凄さが分かる



 広島と日本の主砲鈴木誠也の「メジャー挑戦は決定的」報道、それに無反応の他メディアの不思議…2年連続大赤字のカープ球団にポスティング以外に選択肢なし


……

 

広島の、日本の主砲、鈴木誠也外野手がポスティングでメジャーに挑戦する…

 

 

…という記事がネットに出た。10月22日午前11時3分の配信。ヘッドラインは「カープ主砲・鈴木のメジャー挑戦は決定的 いま心技体のピークに 植村徹也」となっている。

 

 

カープファンは残念ながらこの状況を受け入れざるを得ない。そういう流れはもう出来上がっている。

 

 

多くのファンが気付いたように今年の広島のドラフト指名選手は例年と比べて異質なものになった。そう、“もしも鈴木誠や大瀬良、九里が抜けてもいいように…”という社会人即戦力が軸になる指名となり、しかも右投右打の外野手がふたりもいる。

 

 

奇しくも上記ネット記事が出たその時間帯、広島の鞘師智也スカウトらは甲子園球場からも近い西宮市大阪ガズのクラブハウスで188センチ、100キロの“ポスト誠也”候補の一角、末包昇大外野手(25)に指名挨拶を行っている。

 

 

カープ番記者らは今回のドラフト会議に至るまでの過程で小園健太(投手・市立和歌山高)、森木大智(投手・高知高)らを記事の中で紹介し続け、実際、ドラフト前日の紙面でスポーツ報知は森木大智を1位指名候補に挙げていた。

 

 

だが、それらは全部、広島球団から発せられた偽装ネタに過ぎない。そう、ハナから社会人即戦力、この1点に絞られていた。もちろんそれを知っていても書かざるを得ない状況だった記者もいるだろう。

 

 

今回の「カープ主砲・鈴木のメジャー挑戦は決定的」記事には署名がある。端的に言えば、植村徹也氏が単独で広島球団に(このひろスポ!同様)抗っていることになる。

 

 

同氏はもう旧広島市民球場時代からプロ野球取材を続けている。事件・政治・国際・経済・スポーツ・エンタメなど、幅広いジャンルのニュースを配信する産経新聞大阪本社編集版「産経WEST」で「鬼筆のスポ魂」連載を担当し、プロ野球の今を様々な角度から切り取っている。

 

 

興味深いのはこの報道があって以降、ネットでのニュースアップを得意とする他のスポーツ紙がそれをスルーし、一夜明けて23日の地元の中国新聞を含む各紙でも、何もこの件に触れていないことだ。

 

 

習近平の中国もビックリの情報規制が敷かれている、ということなのだろう。

 

 

一方で植村氏の記事の中身はかなり具体的なものとなっており、鈴木誠本人もしくはごく近い関係者でなければ知りえない話が盛り込まれている。

 

 

「サンスポの出禁」は日常茶飯事?でこれまでも広島球団と対立関係にあった産経側が知り得た情報を読者の利益になると判断してアップした、ということになるのだろう。

 

 

産経新聞(産業経済新聞社)はすでに全国紙ではなくなり、2019年には大リストラも慣行した。マツダスタジアムを訪れるサンケイスポーツの記者、カメラマンの姿も見なくなった。そうなると球団側からは手の届きにくい距離が生まれる。

 

 

この記事が出る1日前、21日午後2時50分にはやはり広島とは距離のある中日スポーツが「広島・鈴木誠也”今冬”メジャー挑戦の可能性を米メディア報じる「名字は鈴木だが、イチローと親戚関係はない」」のヘッドラインで鈴木誠関連の記事を配信した。

 

だが、こちらはありきたりの内容で、米スポーツサイトのバースツール・スポーツが20日に「鈴木誠也は直近の日本のスターで、今冬に米国へ渡る可能性も」と打ち出した記事を掲載したことを受けて、のものに過ぎなかった。

 

 

なお、ひろスポ!でもこれまで再三、「匂わせ」記事でその未来を予告してきた。親会社のない広島球団はコロナ禍により2年連続の大赤字となる。ハナから鈴木誠のポスティングでその赤字を補填する以外、選択肢はなかったことになる。(ひろスタ特命取材班&田辺一球)

 この記事下、関連記事参照


加筆分

なお、10月23日午前5時15分配信で、やはり広島とは”距離のある”東スポが以下のヘッドラインの記事をアップした。ただし、裏が取れていないから内容は薄い。


広島・鈴木誠 メジャー大争奪戦へ ドジャース、Rソックスなどが守備も高評価

 

※新井貴浩、黒田博樹の時代からのカープの過去と今と未来がわかる。携帯サイト「田辺一球広島魂」月額コンビニコーヒー一杯分…「田辺一球」「スマホ」で検索!