画像はスタッフに誘導されショップに向かう来店者
マツダスタジアムで1月29日午前10時からカープグッズ新商品の販売が始まった。
すでに27日夜からスタジアム正面には徹夜組が出て、28日夕方にはカープ球団職員らが場所取りをしているファンに解散を伝えたが、その1時間後にはまた正面フェンス沿いに並ぶ人たちの姿がった。
29日早朝。球団側は若いスタッフも投入して早々に正面ゲートをオープン。検温と消毒を済ませた来場者を階段を導線にしてコンコースに移動させた。
※画像割愛
手指の消毒をしてコンコースへ向かう来場者
…で、どうなったか?
ショップオープンのタイミングで集まったファンの数は百数十人程度。まん延防止等重点措置適用下の広島で市民・県民とカープファンの良識が優ったかっこう。かつての活気を考えれば隔世の感がある。
コロナ禍による2期連続赤字が確実視されるカープ球団サイドとしては新グッズカタログを前年の44ページから56ページに増やしてあの手この手での販売促進を目指している。が、全国の感染者数が初めて8万人を超えるという最悪のタイミングでのグッズ解禁は、どう変化するか分からないナックルボールを満振りして大空振りしたような出足となった。
なお、ショップオープンの際に正面で取材していたマスコミはわずかに1名だった。(ひろスタ特命取材班)