画像はマツダスタジアムの打席に立つ正隨優弥外野手

 

 

どの球団も必ず選手1人が出て1人が入るというプロ野球初の「現役ドラフト」が12月9日午後1時からオンライン非公開で開催され夕方、その結果がNPBから発表された。

 

 

楽天7年目のオコエ瑠偉外野手(25)は巨人に移籍する。ソフトバンク5年目で計10勝の大竹耕太郎投手(27)は阪神へ、阪神の陽川尚将内野手(31)は西武へ移籍する。

 

 

広島は4年目の正隨優弥外野手(26)が楽天に移籍して巨人から戸根千秋投手(30)が移籍してくる。

 

正隨優弥外野手は「突然のことで驚いていますが、これをチャンスと捉えて楽天で頑張りたいと思います。カープファンの皆様、今まで応援いただきありがとうございました。広島では1軍の舞台で活躍する姿をお見せすることはできませんでしたが、新天地で活躍する姿をお見せできたらと思います」とのコメントを球団を通じて出した。

 

 

だが、「突然」かどうかは微妙。

 

 

ひろスポ!では新井貴浩監督が視察した今秋の日南キャンプの時点で以下の記事(11月15日掲載)をアップした。

 

 

新井貴浩監督の採点は?四番候補の末包昇大や正隨優弥より、育成から支配下登録されたばかりの二俣翔一の方が良くない?
※この記事下、関連記事参照

 

この機記事では以下のように記してある。

 

 

前日の紅白戦初戦で紅組四番に座り右前打と遊ゴロだった末包昇大はこの日、白組の四番で中村祐太と対戦した第1打席が投ゴロ、塹江敦哉と対戦した第2打席はアウトローの快速球を見逃し三振…。真後ろで見ていた新井貴浩監督が何を思っていたか…

 

 

前日白組の四番で三ゴロと右前打だった正隨優弥は高橋昂也と2度対戦。第1打席四球(そのあと二盗)、第2打席は二死二、三塁で3ボールから打って二ゴロだった。

 

 

仮に四番を託されるような人材であるならば、この時期、この水準のせめぎ合いで、どでかい一発を柵の向こうへ叩き込むようでなければお話にならない。新井貴浩の現役時代なら軽く2発は打っているだろう。

 

 

逆に前日、育成から支配下登録となった二俣翔一はこの日、末包昇大の前(三番)を打ち、第1打席はファウル、ボール2つ、ファウル、ファウルのあと左飛、第2打席は1ボールから塹江敦哉の力のある球を引っ張って左前打にした。

 

 

ゲーム前、二俣翔一に直々のアドバイスを送った新井貴浩監督もニンマリだろう。両者の違いは“両肩”を地面としっかり水平に回せているか、どうか。現状のひろスポ!の“採点”では、この10月で二十歳になったばかりの二俣翔一の方が、社会人1年目とはいえ26歳の末包昇大と大卒4年目でやはり26歳の正隨優弥の上を行っている。

 

 

記事引用は以上

 

 

新井貴浩監督はキャンプ期間の途中からチームに合流した。その2日目、初めての打撃指導を行いそこで身ぶりを交えながら様々な角度から正隨優弥にアドバイスした。内容は「地面と平行にバットを振ること」などだった。

 

 

また新井良太二軍打撃コーチも、フリー打撃でマシン相手に変化球を変化球のタイミングで打っていたため、アドバイスした。

 

 

ひろスポ!では日南秋季キャンプ前、チームがマツダスタジアムで秋季練習を行っているタイミングでも正隨優弥について次の記事の中で触れている。

 

 

「同じタイプの新井監督」は本当か?マツダスタジアムフリー打撃で末包昇大の打球がスタンドに届かない…
※この記事下、関連記事参照

 

 

今季は松山竜平、ライアン・マムブルーム、坂倉将吾、西川龍馬が四番を打った。

 

ライアン・マクブルーム17本、坂倉将吾16本、西川龍馬10本は今季のチーム本塁打数トップ3。松山竜平2本と合わせて計45発。鈴木誠也のNPB最終年(2021年)は38発、今季の村神様は56発…

 

ところで今の広島は右打者、左打者のバランスが悪い。”国産”だと四番は全部左打者。

 

そこで来季、期待されるのが秋季キャンプに参加する右の大砲候補、来年5年目を迎える正隨優弥と2年目の末包昇大のふたり。

 

 

ただし正隨優弥は今季一軍に呼ばれなかった。コロナ禍で現場がバタついてもそうだったということは、かなり厳しい状況にあると見ていいだろう。2年目、3年目に柵越え1本ずつ。過去4年で2ホーマー。その殻をどうやって破るか…

 

ルーキーイヤーを終えた末包昇大は、31試合77打数23安打2本塁打1四球20三振、打率・299、出塁率・300。ポスト誠也の即戦力、とはならなかった。

 

ただ新人とはいえ来年5月には27歳。もう待ったなし…

 

 

記事引用は以上

 

 

秋季練習の時点での正隨優弥は右肩が下がり、反っくり返る(反りくり返る)ようにして打っていた。しかし飛距離なし。ひどい状態だった。

 

 

正隨優弥と末包昇大。チームにとって数少ない右打者ふたりは同じ1996年生まれ。ならば、1年目の末包昇大に期待して、正隨優弥を現役ドラフトで…という結果になった。(ひろスポ!カープ特命取材班&田辺一球)


※どこにも書いてないカープの”真相”は、新井貴浩監督のカープ入団当初から取材を続ける携帯サイト「田辺一球広島魂」でご覧ください。田辺一球、スマホで検索!