画像はカイソット
広島ドラゴンフライズは2月7日、フィリピンの至宝と呼ばれる220センチセンター、カイソットと契約合意に達したと発表した。
■#11 カイソット(Kai Sotto)
●出身地 フィリピン
●生年月日 2002 年 5 月 11 日
●ポジション C(センター)
●身長 220cm
●体重 105kg
●出身校 Ateneo de Manila
●経歴 Adelaide 36ers(アデレード 36ers)−広島ドラゴンフライズ(2022-)
●代表歴
FIBA Olympic Qualifying Tournament Belgrade, Serbia(2020)
FIBA Asia Cup 2021 Qualifiers(2021)
FIBA Basketball World Cup 2023 Asian Qualifiers(2023)
カイソット コメント
広島ドラゴンフライズでのプレーを楽しみにしています。 B リーグ優勝を目指すドラゴンフライズのシーズンが素晴らしいものになるよう、全力を尽くしたいと思います。この機会を与えてくれた社長と GM に感謝しています。 チームメイト、スタッフ、そしてもちろんファンに会えるのを楽しみにしています。
岡崎修司ゼネラルマネージャー コメント
この度、カイソット選手が広島に加入することになりましたので、ご報告いたします。契約合意の発表から選手名の発表までお待たせする形となり、期待を膨らませてお待ちになった方も多かったかと思います。私の方から、彼の獲得の経緯や、今後のチームについての説明をさせていただきます。
■カイソット選手について
カイソット選手は、身長 220cm の圧倒的な高さを活かしたペイントエリアでの得点とリバウンドが最大の魅力になります。また、非常にバスケットボール IQ が高く、俊敏な動きもできるうえ、ランニングプレーも得意なことから、広島のディフェンスやオフェンスの早い展開にもマッチする人材だと確信しております。
20 歳と非常に若いですが、そのポテンシャルから「フィリピンの至宝」と呼ばれ、母国の代表選手にも選出されております。2 月までプレーをしていたオーストラリアリーグでは、リーグ MVP を受賞したこともあり、名実ともに一流のプレイヤーです。また日本の八村塁選手や渡邊雄太選手に続くアジア人 NBA 選手となる可能性も高いため、彼への期待は高く、世界からも注目を集める選手になります。
■獲得の経緯について
クラブとしては、早いタイミングでオファーを送っておりました。前述のとおり、理想とするバスケットボールスタイルに最適な人材だと判断していたからです。しかしながら、オファーを送ったタイミングにおいて、彼にとっては NBA 挑戦が最大の優先事項であり、そのための経験をオーストラリアのリーグで積みたいという意向があったため、断念することになります。
その後、今シーズンのみならず、来シーズンを含め、中長期的なチーム編成を考えていく上で、彼の獲得へのチャレンジを継続して行ってまいりました。クラブ哲学や文化、どのようなクラブを目指しているのかは当然のことながら、国際平和文化都市広島でプレーする意味や、NBA 挑戦に向けた練習環境の整備状況など、さまざまな情報の交換を続けておりました。
そういった中で、環境の変化を望む彼と、新規にアジア特別枠選手を望む我々のタイミングがマッチし、この度の契約となりました。今シーズンの「頂」を目指す上では最も重要なタイミングで彼を迎え入れることができ、非常に嬉しく思っています。契約の条件や練習環境、今のリーグ内における立ち位置などを含めた受け入れの準備が整わなければ、今回の発表をすることは難しかったと思います。
改めてですが、行政やパートナー企業、ブースターの皆様のサポートに感謝申し上げます。