画像は小園(右手前)が心配そうに見守る中、背負われて退場する河野(中央奥)

 

広島の社会人ルーキー3投手が2月9日、揃って田中広輔、秋山翔吾、ライアン・マクブルームら主力を相手にフリー打撃登板した。

 

益田武尚、長谷部銀次と右と左のふたりが持ち味を発揮して無難に投げ終えたあとラストが河野佳。

 

小学5年生からマツダスタジアムのそばで暮らし、広陵高時代にも知られた存在だった河野にすれば、記念すべき”デビュー戦”。ところが一人目のマット・デビッドソンに初球、バックスリーン直撃のライナーを打たれたあと、ふたり目の小園海斗の強烈なライナーを右下腿にまともに受けた。

 

防球ネットを前に置いての投球だったが、低い打球がネットの外に残っていた軸足を直撃したかっこうで、心配そうにそばに近寄る小園の目前でスタッフに背負われて退場した。(ひろスポ!キャンプ取材班)