画像は遠藤

 

4月28日 ●4−5 巨人4回戦(東京ドーム)
通算22試合11勝11敗(首位DeNAまで3・5差、2位阪神まで1・5差の3位変わらず)
18時開始・3時間26分、34,941人
相手先発 高橋3回5安打2失点
広島本塁打 デビッドソン5号①

一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番ショート上本
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー遠藤●(4試合1勝3敗)5回95球4安打3失点(自責3)
ケムナ
島内
戸根

 

広島先発の遠藤は序盤3回、まずまずのピッチング。しかし、広島2点リードで迎えた四回、坂本に2号3ランを打たれて試合の流れは巨人サイドに傾いた。

 

遠藤は直前の打席で右手指先が痺れたような感じになったという。イニング途中で一度ベンチ裏に下がったが、けっきょく連続四球のあと高目に浮いたチェンジアップを打率・153でこの日を迎えた坂本に振り切られた。

 

遠藤はこれで自身3連敗。4月6日の阪神戦(マツダスタジアム)で降雨コールドに”救われ”5回0/3で完封勝利を収めたあと、12日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)は5回1/3で3失点、19日の阪神戦(甲子園)も5回1/3で失点と同じような”やられ方”になっている。

 

逆転されたあと3点差をつけられた広島だが、それで終わらないのが”新井流”。

 

前日のマツダスタジアム、押し出しサヨナラ勝ちのヒーロー韮澤が九回、代打に起用されると大勢の真っ直ぐを右前打して反撃開始。一死から代打松山は中越二塁打でまず1点。前日5安打の菊池も左前に適時打、これで1点差。

 

さらには野間の打席で菊池は二盗、野間はフォークを中前打して一、三塁となり、さらに野間二盗で二、三塁とこの試合の前まで自責0の右腕を攻めつけた。

 

そのあと秋山、マクブルームは空振り三振に倒れてゲームセットとなったが新井監督はベンチ前で選手たちを出迎えた。(ひろスポ!取材班&田辺一球)