画像は交流戦開幕スタメンに名を連ねた中村貴浩、結果は…

この記事はnote 田辺一球からの流用です。

広島スタメン
セカンド菊池、キクさんは交流戦でも固定します
レフト西川、交流戦は攻める気持ち大事、攻撃型二番
センター秋山、さあパ・リーグ勢相手にどれぐらい率残すか?
DH松山、満を持しての登場!当然交流戦では中心打者
キャッチャー坂倉、直近5試合打率4割弱で交流戦へ、期待できる!
ファースト林、山本由伸にぶつけてもたえることに感謝…その1
サード韮澤、同じく感謝の2、山本由伸の真っ直ぐをフェアゾーンに打ち返せ!
ショート田中広輔、きっと本人も燃えているはず…コンパクトに!
ライト中村貴浩、同じく感謝の3、育成から短期間で山本由伸とガチ対決、夢がある世界!
ピッチャー大瀬良、6回2失点で合格点、3点取られてはダメ

オリックススタメン
セカンド廣岡
サード宗
センター中川
DH森
ファースト頓宮
レフト杉本
キャッチャー若月
ライト茶野
ショート紅林
ピッチャー山本由伸

※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。


1回表
菊池…初球は154キロボール、3−1から真っすぐ狙いで振ったが二飛

龍馬…1−1から二ゴロ

秋山…ストライクとファウルで2ナッシング、3球目カーブ空振り三振、データ通り、球数少なくわずか11球、4分で終了、病み上がり?手探りでもこのレベル…


1回ウラ
廣岡…5球目変化球空振り三振

宗…151キロストライクと151キロボールで1−1、カッターファウル、低目ボール、153キロボール、真っすぐ多めの配球が続く、6球目外角カッター見逃し三振

中川…3者連続初球ストライク、2球目右飛、中村貴浩キャッチ!これはすごいことになった、両先発甲乙つけがたい立ち上がり


2回表
松山…初球151キロストライク、ファウルで2ナッシング、3球目肩の高さ空振り三振…これを振ったら相手の思うつぼ

坂倉…初球ボールのあろ内角に3つでストライク、ボール、ファウル、125キロもファウル、6球目外のカーブに当てて左へファウル、146キロフォーク空振り三振、7球投げさせたが最後はやられた

林…変化球ボールとファウルで1−1、外のフォーク空振り、内角154キロ空振り三振…まったく山本由伸がカープ打線を問題にしていない、早くも4者連続三振…この回14球


2回ウラ
リーグ打率2位・300の森…4球目内角152キロ決まって2−2、また内角149キロファウル、インローカッター左へファウル、7球目アウトロー左飛

打率・336の頓宮…初球インロー真っすぐストライク、2球目浅い左飛

リーグトップ9本塁打の杉本…ストライクと空振りの2ナッシングからの内角152キロ窮屈スイング三振!6・5億円右腕vs1・8億円右腕、ハイレベル…


3回表
韮澤…1、2球フォーク空振り、ボール、152キロファウル、内角154キロファウル、カーブ打ってファーストライナー…

田中広輔…初球真っすぐ低目捉えた!グングン伸びるが…右飛

中村貴浩…カーブストライクとフォークファウルで2ナッシグ、内角152キロボールのあとの外の153キロ見逃し三振…確かに役者違い過ぎ…それにしてもフォークでガンガン下位打線も攻めてくる


3回ウラ
若月…1−1からファウル2つ、5球目右邪飛

茶野…ストライクとファウルの2ナッシングからアウトハイカッター空振り三振!

紅林…ボール、空振り、ボール、空振りで2−2、153キロファウル、外のカッターわずかに高くてフルカウント、7球目詰まりながらライト前に落ちて両軍初の走者

廣岡…1−1からの150キロファウル、ワンバン、両投手通じて初のワンバン、低目真っすぐ右飛、41分で序盤終了、2時間ジャストゲームペース、そうはならないけど…


4回表
菊池…初球153キロ空振り、1−2からの4球目遊ゴロ

龍馬…145キロボール、内角154キロ避けてボール、3球目膝上真っすぐをセカンの横ライナーで抜くヒット、さすが攻撃型二番

秋山…1ストライクから龍馬走って完全にセーフ、龍馬だんだん走塁能力上がってきた、しかし3球目外のボールになるフォーク空振り三振、秋山2打席空振り三振

松山…初球内角153キロボール、フォーク空振り、3球目もフォークその頭叩いて二ゴロ、山本由伸のフォークはワンバンにならない…山本由伸1イニング12球ペース、このままでは7回まで行かれてしまう…下手すりゃ8回


4回ウラ宗…1ストライクから二ゴロ、真っすぐ低目に行っている

中川…1ストライクから遊ゴロ今度はカーブ

森…1ボールからのピッチャー返しが大瀬良のグラブ弾く、その後ろ、セカンベース後ろに田中広輔、際どいがファーストアウト!山本由伸の49球に対して大瀬良も51球


5回表
坂倉…初球ファウル、2球目内角に詰まって二飛

林…初球カーブストライク、ここで初めてワンバンバット止まった、内角154キロボール、外149キロボール、外155キロ空振り、レフトポール左へファウル、7球目一ゴロ

韮澤…カーブストライクと真っすぐ空振りで2ナッシグから弱い一ゴロ…、高校野球の超高校級右腕に立ち向かう公立校のような図式…


5回ウラ
頓宮…1−2からの打球が大瀬良の右スパイクの外にワンバンで命中、アウトサイドキックの形になり大きく跳ねてレフト前ヒット、投球練習して問題なし、問題なのは初めての無死の走者

杉本…ファウルとボールの1−1からの内角シュート引っ張って三遊間突破、無死一、二塁、ラオウのパワーによってヒットにされた

若月…バントの構え、初球バントファウル、2球目はいいバントになった、一死二、三塁…大瀬良60球

茶野…初球外のカッターストライク!2球目ワンバン、坂倉腰が浮いて股間から抜けていき、頓宮ヘッドスラセーフ、痛恨ワイルドピッチしかし坂倉もミス…
Bu1ー0C

一死三塁、サードの梵コーチサインが多い、1−1からまたワンバン坂倉止めた、4球目はレフト犠飛…これで大瀬良許していいぎりぎり2失点
Bu2ー0C

紅林…ボール、この日最速154キロファウル、ボール、4球目三ゴロ
Bu2ー0C


6回表
田中広輔…中飛、前の打席真っすぐライトライナーだったので変化3つ…

中村貴浩…1ボールからフォークと148キロ満振りもかすりもしない、4球目変化球低目ショートライナー…また7球でツーアウト

菊池…1−1から155が出たがボール、フォーク空振り、156キロ空振り三振だんだん速くなってきた、12球で終了


6回ウラ
廣岡…ファウルと149キロストライクで2ナッシグ、ボール、4球目ライナー性中前打

宗…149キロストライクと内角ファウルでここも2ナッシグ、外ボール、外低目ボール、ファウル、膝下もファウル、オリックス打線が3回り目で簡単にアウトになってくれない、ここでサインも決まらない、7球目カーブ左飛

6本塁打の中川…アウトローカッターストライク、カッター空振りで1−1、内角ツーシームボール、4球目真っすぐファウル、5球目6・4・3ゲッツー、変化球を巧く打たせた
Bu2ー0C


7回表
ただひとり塁に出た龍馬…カーブストライクに天仰ぐ龍馬、ボールとファウルで1−2、4球目弱い遊ゴロ

秋山…初球浮いてボール、また高目ファウル、外151キロボール、高目カーブをセンター前ヒット!

松山…まず牽制球、外の141キロボール、外のフォークもボール、高目真っすぐもボール、高目ボール気味152キロ打ち上げて遊飛

二死一塁で坂倉…初球内角152キロボール、140キロフォーク空振りでヘルが飛ぶ、高目151キロファウルで1−2、4球目絶妙の低目フォーク空振り三振、山本由伸の前にヒットは2本、それ以外で外野に飛ばしたのは田中広輔の2打席だけ…
Bu2ー0C


7回ウラ
大瀬良84球

森…初球左飛

頓宮…低目に2つボール、ストライク、ショーバンで3−1、インハイ外れて最初の四球、代走大城

ここで9発の杉本…ファウルと空振りの2ナッシングからレフト前でワンバンするヒット、また内角球をさばかれた

一死一、二塁で若月…ここも2ボールになった、外ボール球空振り、4球目5・4・3ゲッツー、大瀬良大きな声!Bu2ー0C


89球の山本由伸八回のマウンドへ、警戒していた通り、1イニング13球以内…

林…2球目肩の高さの真っ直ぐ空振り、まだそこ振る?3球目二ゴロ

韮澤…初球ファウル、ファーストストライク狙いでみんなここまで来たのだけれども…2球目高目ボール、3球目やっと外野に飛んだが平凡左飛

外野にいい感じの2飛球の田中広輔…3−1になった、151キロ空振りのあと田中広輔フラつく、6球目叩きつけた打球を山本由伸ジャンプして捕球、ファーストにサイドスローアウト…もう白旗揚げるしかない…山本由伸101球
Bu2ー0C


8回ウラ
中崎にスイッチ

ジャスト20時、茶野…5球目左飛

紅林…ファウルとフォーク空振りで2ナッシングからフォーク空振り三振

廣岡…2ストライクから詰まった打球がレフト前に落ちた

宗…初球144キロ空振り、137キロ決まって2ナッシング、中崎ストライク先行ができている、つり球がやや低くなってレフト左ヒット

二死一、三塁で中川…初球左へファウル、2球目もファウル、またファウル、真っすぐボールで宗セカンへ、二死二、三塁、外ボールで2−2、カーブだ右中間真ん中抜けてCエンド…いきなりのカーブを中川よく打った…
Bu4ー0C

二死二塁で森…ファウルと真っすぐストライクで2ナッシング、フォーク見られてボール、4球目ワンバン、5球目真っすぐ低いフルカウント、6球目ファウル、一ゴロ、この試合最長の16分間


9回表
オリックスは山崎颯一郎

中村貴浩…初球一塁線わずかにファウル、外141キロボール、低目いっぱい157キロストライク、外158キロ空振り三振、強く振っても当たりそうにない

菊池…初球156キロストライク、外157キロボール、ボール2つ、155キロボールで四球、この試合3度目の走者

龍馬…初球ファウル、ボール、内角フォークストライク、アウトハイボールで2−2、153キロファウル、高目真っすぐボール球打って中飛

秋山…初球カーブストライク、157キロ当てただけファウル、高目152キロ空振り三振でゲームセット、オリックス戦はこれで13連敗、2時間25分で終了
Bu4ー0C

 

 

5月30日(京セラドーム)18時開始予定のオリックス1回戦のみどころ

予告先発は広島が大瀬良(2勝3敗)、オリックスが山本由伸(3勝2敗)。

まず野球の話で言うと、オリックス山本からカープ打線が何点奪えるか?が一番の見どころ。

山本由伸は20日の日本ハム戦の直前に発熱して先発を回避。特例2023対象選手となり登録を抹消されており、今回が復帰戦で中16日となる。

5月10日時点で貯金を今季最多の8にして首位に立っていたオリックスはその後、失速。山本由伸が先発を回避した20日の日本ハム戦に敗れた時点で連敗となり、貯金が3に目減りした。

…がそこから5連勝で盛り返すあたりはさずが。28日の西武戦(ベルーナドーム)に2対3惜敗して連勝は止まったが、貯金7でソフトバンクを抜き返し2位で交流戦を迎えた。首位ロッテまでは1・5差。要するに山本由伸の離脱を苦にしない戦いをしてきた、ということになる。

史上初の2年連続投手4冠右腕は推定年俸が3億7000万円から6億5000万円に跳ね上がった。同1億8000万円の大瀬良の3・6倍…

今季、ここまで6戦の内容を見ても、その凄みは十分に伝わってくる。

6回で降板が4度、7回が1度、7回1/3が1度で球数は85から112の間に全て収まっている。1イニング15球から17球で投げている計算になる。なかなかできない芸当だ。

被本塁打はわずかに1。柵越えは無理と思った方が良さそうだ。四球も1試合あたりゼロか2個まで。失点は古い方から0・1・3・1・2・3となっている。

DHが使えるから松山の出番だろうが、その他の顔ぶれをどう起用し、どう組むか?

大瀬良は力と技でオリックス打線に挑むが、簡単にはいきそうにない。相手はパ・リーグ投手相手にリーグトップのチーム打率・263で38本塁打、183得点もリーグナンバーワン。

だからと言って逃げるような投球はできない。それが新井監督の方針でもあるし、みんなが見守っている。

あとはこの日、出場登録された栗林をどう使うのか?そしてカープを追い出されたかっこうの水本ヘッド、梵打撃コーチの執念にどう立ち向かうか?そして新井監督に怒られそうだが、オリックスとの対戦成績は緒方・佐々岡時代とは言え計4シーズン全て負けの12連敗中…。ありがたくない負の遺産を残してくれた。

とにかく交流戦は最初の3連戦が大切。入りの6連戦で黒星が先行すれば、相手が上から目線で圧をかけてくるから二度と浮上できなくなる。

それが“交流戦の掟”。佐々岡監督はその罠?に見事はまったが、新井監督はそのことも熟知している。だから勇んでこれがベスト!というまんバーをぶつける。スタメンに名を連ねる面々は指揮官の思いを意気に感じて打席に立ってもらいたい。