画像は竹原高校グラウンド、バックネット裏監督室とそこから見渡せる風景

 

広島商、如水館、竹原で高校野球とともに生き12月1日に84歳で監督の肩書のまま亡くなった迫田穆成さんの葬儀・告別式から一夜明けた5日…

 

竹原高校のグラウンドには、この夏の広島大会をともに戦った選手たちの姿があった。

 

そしてバックネット裏の監督室には、保護者の手で花が供えられ、これまでと同じようにコーヒーカップなども用意された。

 

遠くからでも選手が何を考え、どんな気持ちでプレーしているかは瞬時に洞察できる。それが迫田野球。

 

通夜と葬儀を通じて、たぶん部員たちの心の中の迫田穆成監督は、ますます大きな存在になったはず…

 

気持ち新たに甲子園を目指して頑張る!

 

そう誓った部員たちは、これまでと変わらず伝わってくる監督室からの”熱”を感じながら、寒風の中でも逞しく白球を追い続ける。きっとまた希望に満ちた春を迎え、何物にも代えがたい夏が来る。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)