画像は満員のエディオンピースウイング広島

 

日本、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシアを含むアジア数カ国にネットワークを持つサッカー情報サイトFootball Tribe(フットボール・トライブ、設立2017年1月16日、所在地・北海道札幌市中央区南一条西十六丁目1番地323春野ビル3F)は5月20日<カープ人気を凌ぐ!J1広島新スタで海外記者「J創設以来初めて見た」光景とは>のヘッドランの記事をネット上にアップした。

 


 

この記事によると、ブラジルメディアが紹介した記事の中で日本滞在記者の話として「平和」をキーワードに、エディオンピースウイング広島の誕生によってサンフレッチェ広島のホームタウンが大きく様変わりしたことを驚きと大きな期待を持って語っている、という。

 

ひろスポ!は、サンフレッチェ広島×エディオンピースウイング広島×ホームタウン広島のバラ色の未来について「70キロ吊りバトン落下」のように今後もいろいろ予期せぬことや水面下で問題になっていることの顕在化などがありそうで諸手を挙げて大歓迎、とまでは言えないでいる。しかし、すでに4月7日の時点で今回のFootball Tribeと似たようなヘッドラインを取り記事をアップしている↓

 

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実はこの手の話題(カープ人気を凌ぐ!とかサンフレッチェがカープを越える日のような表現も含めて)、広島から遠く離れたFootball Tribeやひろスポ!では取り扱えても、中国新聞を始めとする広島のマスメディアは完全スルー…

 

カープ史上主義のカープ村(原子力村と同じ構造)の住人である彼らは、カープ球団、そしてそのトップである松田元社長兼オーナーに忖度して、本来の報道機関としての職責(チケット販売問題、雨天中止発表問題、相次ぐ選手らの女性問題ほか様々なトラブル、ファンファーストではない事象の数々の報道)をスルーしてきた。

 

きょう5月21日、Bリーグ王者を目指す広島ドラゴンフライズは敵地ドルフィンズアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズとチャンピオンシップ準決勝GAME3に午後7時5分から臨む。先週末のマツダスタジアムではその途中経過が大型映像装置で紹介され、ファンの間で話題になった。

 

では、そのパターンで過去サンフレッチェ広島の大事な試合の途中経過をマツダスタジアムで流したことがあるか?マツダスタジアムに、エディオンピースウイング広島やサンフレッチェ広島のポスターが1枚でも貼っているか?

 

ひろスポ!の知る範囲では皆無、である。

 

ひろスポ!ではこれまで再三にわたってカープ球団、イコール松田元社長兼オーナーが旧広島市民球場跡地への新サッカースタジアム建設をメディアへの報道規制などあらゆる手を使い妨害してきたいきさつを報じてきた。

 

そもそもカープ球団自身は「平和」を自身の存在意義の中に含めてはいない。「ピースナイター」主催者にカープ球団も名を連ねているが中心となっているのは生協ひろしまほか、だ。それに、そもそも一度も原爆死没者慰霊碑に献花していないのだから、それは明らか!サンフレッチェ広島も広島ドラゴンフライズも他のスポーツ団体もみんな献花したり折り鶴を捧げたりしているというのに…だ。

 

やがてエディオンピースウイング広島のスタンドに集まった人々が、その足で原爆死没者慰霊碑に大勢向かう時が来るだろう。硬直したカープ村の空気さえエディオンピースウイング広島は変える力を持つ可能性を秘めている。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)