画像はマツダスタジアム
広島−阪神13回戦（マツダスタジアム、７月４日午後6時開始予定）
きょう7月4日のマツダスタジアム、予告先発は広島がアドゥワ誠、阪神が村上頌樹。
広島打線vs村上は今季、早くも5度目となる。注目すべきは…
＜きょうのカープはたぶんこうなる…田辺一球note ＞より、広島−阪神13回戦のみどころを紹介する。（記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています）
予告先発は広島がアドゥワ（５勝２敗）、阪神が村上（３勝５敗）
昨夜はヤクルトのアシストが大きかった。マツダスタジアム試合終了後の横浜スタジアムは３対３同点のまま九回の攻防へ。サンタナの勝ち越し2点打で勝ち越したヤクルトは木澤を投入。一死一塁、一発なら同点の場面で、初回に先制3ランを放った牧、さらに宮崎を抑えて逃げ切った。3点リードから逆転負けのDeNAにとっては痛い１敗になった。
レギュラーシーズンを首位で折り返し、2位阪神、3位DeNAともゲーム差２、４位巨人とは２・５差。熱い戦いが今後も続く。
今日付の中国新聞「球炎」ですべてを知る木村雅俊さんが「残念ながら」貧打の現状を打破する策は「恐らくもうないと思う」と評している。「外国人が戦力になっていない以上…」ともつけ加えている。ルーキーら新加入選手の今の数字を見ればそれは明らか。７試合７イニングを無失点に抑えているハーンがただひとりの“新鮮”力…
結果的に言葉は悪いがポンコツ新外国人補強したのは球団で、「球炎」はそこには触れないから、このチャンネルで指摘しておく。松田元オーナーがドラフト会議に平気の面で出たりして編成に口を出せば出すほど、また補強費用をケチればケチるほどに長期政権確定（本人が病でも倒れない限り）の新井監督は“丸腰”に近い形で戦うことになる。斉藤優汰などはその最たる例だ。
きのうのこのチャンネルの話の続きで言えば、昨夜の負けで交流戦明け５勝６敗、負け先行となった。その間23得点19失点。1試合平均で２・09得点、１・73失点。
先発、ﾌﾞﾙﾍﾟﾝ陣ともリーグ屈指の数字と内容だけのことはある。ただ、投手陣におんぶにだっこ、では昨夜のようなロースコア１点差負けがどんどん増える。
交流戦明けからの結果
6月
中日戦（バンテリンドームナゴヤ）
21日●０−１
22日〇３−１
23日●１−２
ヤクルト戦（マツダスタジアム）
25日〇３−０
26日〇５−１
27日〇４−３
巨人戦（東京ドーム）
28日●２−３
29日〇２−１
30日●２−３
７月
阪神戦（マツダスタジアム）
２日●０−３
３日●１−２
以上、ヤクルト戦以外は得点力がガクンと落ちている。
よってきょう投げるアドゥワは６回３失点ではＮＧ。6回１失点以内が理想で２失点はギギギリ合格点となる。ここまで11試合に先発して6回以上が6度、そのうち２失点が３試合、無失点が2回もあるから決して無理なハードルではない。
4月10日の甲子園球場ですでに対戦済み。この時は５回２/３、６安打９三振１四球２失点だった。森下翔太のソロと佐藤輝明の適時二塁打。佐藤輝明は九里からの2発でお目覚めだからどう封じるか？
策は「もうない」と思われる打線はここまで乗り切れていない村上をどのタイミングで捉えることができるか？
村上は5月21日のマツダスタジアムで５回９安打５失点と炎上。初回に秋山、野間の連打で失点、三回には末包に3ランを打たれた。
この日が実に床田との今季4度目の投げ合いだった。
その前が5月7日の甲子園球場で7回５安打８三振無四球２失点で自責０。
その前が4月30日のマツダスタジアムで9回112球７安打６三振１四球１失点（初回秋山の先頭打者初球ソロ）完投勝ち。
一度目は4月9日の甲子園球場で７回２安打８三振１四球無失点、勝利投手。
5月21日に負け投手となった村上はその後、交流戦3試合に投げて０勝１敗。しかし先週木曜日、交流戦明けの中日戦（甲子園球場）で8回１/３、８安打11三振…完封目前で3連打され１失点で降板したが自己最多１３３球を投げての3勝目だからつかんだものはあるはず。強敵を倒すことなしに、リーグ優勝、ましてや日本一はありえない。
