歌舞伎俳優の松本幸四郎と妹で女優の松たか子が、5日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)で16年ぶりに“共演”した。

 VTR出演の松は芸能界を志した頃、兄の幸四郎に「他にできる仕事があるのになんで同じ世界に来るの?」とやんわり反対されたことを暴露。幸四郎自身は野球が大好きで、歌舞伎との“二刀流”を考えるほどだっただけに「そんなこと本気で考えている人に、(芝居をやるなと)わざわざ言われる筋合いがない」とバッサリ斬った。

 幼少期、1人で野球をして遊ぶ姿は「かわいそうな人」、役者としての魅力は「出てきた時のナルシスト具合。俺だろ、俺、っていうのが出てる時が好き」と、兄・幸四郎について言いたい放題。子供の頃にやっていた小田和正のモノマネをムチャブリするなど容赦なし。幸四郎は「松たか子って感じ。電話だと怖いのでLINEします」と苦笑いだった。