歌手の湯原昌幸が22日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜・前5時)に出演した。

 芸能生活60周年を迎えた湯原に、パーソナリティ・生島ヒロシが「77と言われて全然、見えないですよね」と言うと「僕も思ってません。気分は30歳前後で止まっているような気がするんですけど」と笑顔で答えた。

 さらに生島が「奥様との結婚生活も40周年でしたね」と祝うと、湯原は「苦労かけました。結婚1週間後にお袋がバタっと倒れて、足腰弱って認知症」と振り返った。 続けて「当時の介護施設ってのは、なかなか見当たらなくて。いろいろ紹介してもらっても、いいところがないんですよ。箱根を越えて向こうまで探しに行きましたけど。(歌手で妻の荒木)由美子には苦労をかけました」としんみりと語った。

 これには、認知症の義母の介護を8年間経験した生島も大きくうなずいていた。