テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)は13日、東京都の小池百合子知事が12日に都議会定例会最終日の本会議で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に3選を目指して立候補する意向を表明したことを報じた。

 対抗馬と目される蓮舫参院議員が先月28日に立候補を宣言してから2週間。小池氏は本会議で「もっと東京を良くしていきたい。もっとバージョンアップさせた『東京大改革3・0』を進めていく」とし、「その覚悟を持って、7月の東京都知事選への出馬を決意いたしました」と宣言した。

 都知事選には他にもタレントの清水国明氏や広島県安芸高田市の石丸伸二前市長、元航空幕僚長の田母神俊雄氏らが出馬を表明。公職選挙法違反容疑で逮捕されて現在勾留中のつばさの党・黒川敦彦代表も含め、40人以上が立候補する見込みとなっている。

 小池氏も蓮舫氏も現時点で具体的な公約は発表していない。コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「これから公約が出てくるんだと思うんですけど、キャッチーかどうかっていうことよりも、実質これが本当にできたらいいな?とか。これだったら4年間で実現できそうだなっていうふうなことで選ぶっていう。有権者側が目を肥えさせるってことも重要だと思います」と提言していた。