【春高バレー】鎮西、21年ぶり3度目のV 熊本地震の爪痕残る中支えてくれた人に感謝

【春高バレー】鎮西、21年ぶり3度目のV 熊本地震の爪痕残る中支えてくれた人に感謝

◆第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会最終日 ▽決勝 鎮西3―0洛南(8日・東京体育館)

 決勝が行われ、男子は鎮西(熊本)が洛南(京都)を3―0のストレートで下し21年ぶり3度目の優勝。高校総体に続く2冠を達成した。

 鎮西は主将の鍬田憲伸と1年の水町泰杜(たいと)の両エースが活躍。第1セットこそ洛南に先行を許したが逆転で先取すると、続く第2セットもシーソーゲームをものにした。勢いは止まらず、第3セットは序盤に5連続ポイントなど圧倒、洛南も必死の追い上げをみせ一度は逆転するが、最後は鍬田のサーブで自コートへ返ってきたボールを水町が叩き込み、喜びを爆発させた。

 「インターハイと違って高校バレーの最高峰。良い経験になりました。全国で通用する部分はこれからも磨き、通用しない部分は帰って練習して来年ここに戻ってきたい」と水町が語ると、鍬田は「(16年4月の熊本)地震から練習場所がなくて、たくさんの人に支えられました。これまでキャプテン、エースとしてチームにたくさん迷惑かけてきたので、春高の舞台で恩返しすることができてよかった」と涙を流し感謝した。

 選手の手によって胴上げされ、3回宙を舞った畑野久雄監督(72)は、春高決勝5連敗と苦しみながらも久しぶりの優勝に「今回は是非ともと思っていたので、勝てて良かった。地震があってどうなるかと思ったが、明るい1年と真面目な3年で良いチームが出来ました。たくさんの応援ありがとうございました」とあいさつした。

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