星野仙一さん、最後のドラフトで清宮への熱い思いの舞台裏「ケンカせんと!逃げとったらあかん!」

星野仙一さん、最後のドラフトで清宮への熱い思いの舞台裏「ケンカせんと!逃げとったらあかん!」

 4日に膵臓(すいぞう)がんのため死去した星野仙一さん(享年70)を追悼し、TBS系「バース・デイ」(土曜・後5時)で緊急特集が組まれた。

 番組では近日放送予定だったという昨年10月26日のドラフト会議舞台裏の様子を放映。メディア非公開のスカウト会議を、番組が球団の許可を得て撮影していた。この時点で星野さんは膵臓がん発覚から1年3か月。しかし撮影陣だけでなく、ほとんどの球団スタッフも星野さんが闘病中であることを知らなかった。

 映像には編成スタッフがドラフト1位指名を早実・清宮幸太郎にするか、他の選手にするか議論している中で、星野さんが「ケンカするときはケンカせにゃあ」「(くじが外れても)構へんやん。そこは割り切らなあかん」「ケンカせんと! 逃げとったらあかん!」と清宮指名を決断した様子が映されていた。さらに「ジャイアンツに持っていかれるなら、持っていかれたでしゃあない」と、リーグが異なる巨人を現役時代と変わらず意識していた。

 星野さんはドラフト前日から当日にかけて、延べ7時間も会議に出席。さらにドラフト会議を終え午後10時過ぎに「はっきり言って70点くらいかな。清宮を取っていたら100点だけどね」「1、2、3位は即戦力で面白い。そういう意味では成功かな」と感想を口にしていた。

 末期がんにもかかわらず、チーム編成に心血を注いだ闘将。ドラフト会議から2か月と9日後、燃える男は天に召された。

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