卓球「オールスター」出場の丹羽「普段対戦しているライバルと団体戦を組めて、すごい新鮮」

 リオ五輪卓球男子団体銀メダルの丹羽孝希(23)=スヴェンソン=が6日、「アジア―ヨーロッパ オールスターチャレンジ」(中国・南通市)を終えて羽田空港に帰国した。

 同大会は各国の世界ランク上位5人ずつが、アジアと欧州代表に分かれ、2日間の団体戦を行った。丹羽は日本の代表として初めて参加。12年ロンドン五輪金メダルの張継科(中国)、李尚洙(韓国)、黄鎮廷(香港)、荘智淵(台湾)と各国のエースとともにアジア代表として戦い、「普段対戦しているライバルと団体戦を組むことがすごい新鮮で、その中で試合をすることができて非常に得るものがあった」と充実の表情で振り返った。試合はアジア代表が欧州代表に2日間合計7―3で勝利した。

 自身は初日に1番手で元世界ランク1位のサムソノフ(ベラルーシ)に3―2で勝利し、2日目はシュテーガー(ドイツ)に1―3で敗れて1勝1敗だった。世界ランクのポイントには加算されない大会で、過密日程となることも不安要素だったが「迷いはありましたけど、出たら意外と楽しかった。2試合とも欧州のトップ選手で、普段はワールドツアーで勝ち上がらないとできない。そういうのはプラスになった」と語った。

 収穫は他にもあった。試合では中国代表のコーチがベンチ入り。試合中にアドバイスを受ける機会もあった。「戦術的なこととかです。非常に的確で、考え方がすごいなと思いました。勉強になりますね」と視野も広がったという。

 ワールドツアーではジャパン・オープン(OP)荻村杯、韓国OP、オーストラリアOPと3大会続けて1回戦敗退と苦境が続いている。だが「自分の状態はすごくいい。苦手な選手や中国選手と当たることがあって1回戦負けが続いているけど、そこまでネガティブな気持ちはない」と悲観はしていない。「(ツアーで格付けが最も高い)プラチナ大会は1回戦から非常に強い選手と当たる、負けてそこで落ち込むんじゃなく、試合が次々と続く。切り替えてやっていくしかない」と前を向く。

 世界ランクでは、7月に8か月間守った日本勢トップの座を張本智和に明け渡した。「彼の方がいい成績を残しているので、抜かされるのは時間の問題だと思っていた。そこは何とも思ってない」と現状を真摯(しんし)に受け止める。 20年東京五輪のシングルス代表には、過去3大会を見ても世界ランク上位2人が選ばれる可能性が高い。8月時点では2番手の11位。すぐ下の12位には、エースの水谷隼が迫っている。「2番目(以内)を守るのが大事。水谷さんは今試合(出場を)抑えているけど、来年からたくさん出てくると思う。そういった時に競争に負けないようにしていきたい」。今回の貴重な経験も糧に、巻き返しを誓った。


スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

おすすめ情報

スポーツ報知の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索