棚橋弘至、オカダと引き分けで3年ぶりの優勝決定戦進出「ちょっくら優勝してきます」

棚橋弘至、オカダと引き分けで3年ぶりの優勝決定戦進出「ちょっくら優勝してきます」

◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会 ▽G1クライマックス28・Aブロック公式戦30分1本勝負 △棚橋弘至=勝ち点15(30分00秒 時間切れ引き分け)オカダ・カズチカ△=勝ち点13(10日、東京・日本武道館)

 完全復活を期す「100年に1人の逸材」棚橋弘至(41)が前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)と30分の熱闘の末、時間切れ引き分け。勝ち点2差で3年ぶりの優勝決定戦進出を決めた。

 2人は今年5月の「レスリングどんたく」大会でIWGPヘビー級王座をかけて対戦。辛勝したオカダが同王座の連続防衛新記録となるV12を達成。過去の対戦成績でもオカダの5勝4敗2分けと、リードを許していた棚橋だったが、この日は序盤から仕掛けた。強烈なエルボーをオカダの首に打ち込むと、得意のエアギターポーズを決める。さらにドラゴンスクリュー連発にテキサスクローバーホールドと攻め立てた。

 最後はハイフライフローで試合を決めにいったところをオカダに下からのドロップキックを放たれ、一気に劣勢に。ローリング式のレインメーカーを食らう場面もあったが、スモールパッケージホールドで対抗。オカダの最後のレインメーカーも張り手で封じ、横たわった背中にハイフライフローを放ったところで30分経過。時間切れ引き分けとなった。

 ここまで7勝で勝ち点14としていた棚橋が、さらに1点を積み上げ、ブロック単独トップ。12日のBブロックの勝者との優勝決定戦に臨むことになった。

 満場の「タナハシ」コールに応え、何度も両拳を突き上げ、喜びを現した棚橋。マイクを握ると「最後まで応援ありがとうございました。でも、まだAブロックを突破しただけなんで」と控えめに喜びを表現。続けて「一言だけ言わせて下さい。ちょっくら優勝してきます!」と堂々、優勝宣言した。

 バックステージでは一転、取材陣の前で思わず座り込むと、「フーッ」と大きく息を吐き出し、1分以上に渡って沈黙。やっと、「G1に17回出てきて、今までの中で充実感が一番です」と切り出すと、「5月のどんたくと変わってないようだったら、何のために練習してきたのかって所だったけど…。でも、今日は、いや、今シリーズは心と体と技がそろいました。とにかく必死でした」と続けた。

 「ケガで苦しんで、年に何回も欠場して…。棚橋、もう無理しなくていいよって言われて、気持ちばかりが焦って。でも、そんな体でも、俺のために一生懸命動こうとしてくれて」と言うと、右ヒザを2回、ポンポンと叩いた。

 さらに「1回、この体を受け入れて、できる技で、できる戦略で、今の棚橋弘至として戦えばいいんだって。自分の思い描いている戦いができている充実感があります」と言い切った。

 この日は、新日にとって15年ぶりの日本武道館での試合開催だった。「日本武道館でのシングルマッチ初めてで、どうなるかと思ったけど、勝てなかったけど、武道館が好きになりました」とニッコリ。

 「トライアングルスコーピオンを仕掛けて、自分のヒザを痛めちゃいました」と唐突につぶやき、取材陣をきょとんとさせると、「ここ、笑うところですよ!」と満面の笑み。最後に「棚橋、ご苦労さんって、空気があったけど、俺の夢はまだ続いているから!」と吠えると、汗まみれの体で引き上げていった。(中村 健吾)


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