【ヨーコ・ゼッターランドの目】中田ジャパンはもう一段階上の攻撃パターン欲しい

◆バレーボール女子 世界選手権 ブラジル3―2日本(11日、愛知・日本ガイシホール)

 2次リーグ(L)最終戦が行われ、E組の世界ランク6位の日本は、同4位のブラジルにフルセットの末、敗れたが、勝ち点を22とし、同組2位で3次L進出を決めた。E組は日本と1位オランダ、3位セルビアが3次Lへ。6強が集う3次Lで、日本はイタリア、セルビアと同じG組になった。

 3次リーグ進出という目標は達成できたものの、ストレートで勝てる場面があった。2―0から逆転負けに至ったポイントは、相手に的を絞られたことが挙げられる。序盤は石井や古賀、長岡らのサイド攻撃が決まり、得点を重ねたが、第4、5セットは、サイド攻撃が相手のブロックや守備につかまり、打開できなかった。もっとミドル(真ん中)を絡めた動きを使いながら、もう一段階上の攻撃パターンが欲しい。サイド陣に頼りすぎず、チャンスがあったら真ん中を使う。揺さぶりをかける、前衛の機動力が次への課題となる。

 日本の守備は良くなっていると感じる。ブラジルの強打に対しても粘ってボールを拾い、逆に相手のミスを誘うなど、つなぐバレーが発揮されている。ただ、3次リーグは各国とも、ミスの数は少なくなり、さらに厳しい戦いとなる。(元米国代表、バルセロナ五輪銅メダリスト)


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