稀勢の里、進退場所いきなり難敵2連戦も「順調、焦りない」…13日から初場所

稀勢の里、進退場所いきなり難敵2連戦も「順調、焦りない」…13日から初場所

 日本相撲協会は11日、初場所が行われる東京・両国国技館で取組編成会議を開き、初日(13日)、2日目(14日)の取組を発表。進退問題が再燃している横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=は、小結・御嶽海(出羽海)、幕内・逸ノ城(湊)と難敵の挑戦を受ける。横綱に昇進した2017年春場所以降、初日に黒星を喫した過去5場所すべてで途中休場。負のデータを払拭するべく、御嶽海戦に相撲人生を懸けて臨む。また、十両以上の休場者はいなかった。

 和製横綱の命運を握る初場所序盤の取組が決まった。稀勢の里は、初日に昨年名古屋場所初Vの御嶽海、2日目には綱昇進後3連敗中の逸ノ城の挑戦を受ける。「非常に順調。あとは場所に臨むだけ。焦りもない」と自信たっぷりだった10日とは対照的に、この日は東京・江戸川区の部屋で報道陣非公開による朝稽古。部屋を出る際も足早に迎えのタクシーへと乗り込み、臨戦態勢を整えた。

 初日にすべてを懸ける。御嶽海とは過去6勝1敗と相性はいいが、気は抜けない。綱を締めた17年春場所以降、本場所初日に黒星を喫したのは過去5度あるが、すべて途中休場の憂き目にあっている。昨年11月の九州場所では、当時小結で初優勝した貴景勝(現関脇、千賀ノ浦)に敗れると、横綱87年ぶりの初日から4連敗(不戦敗を除く)の大不振。場所後には横綱審議委員会から初の「激励」も決議された。

 負のデータは多いが、逆に初日白星なら、10勝を挙げて進退問題から一時脱した同秋場所など皆勤に追い風が吹く。9日の二所ノ関一門の連合稽古を見守った芝田山親方(元横綱・大乃国)も「初日に感触よく勝てば、流れはつかめると思う」と後輩横綱にエールを送っていた。

 好スタートを切れば、2日目の関取最重量226キロの苦手・逸ノ城戦へ勢いがつく。連合稽古でも貴景勝を相手得意の押し相撲で圧倒するなど「非常にいい流れで稽古できた」と状態の良さをアピールしてきた。

 相撲ファンも、崖っぷちからの完全復活を願っている。協会関係者によると、稀勢の里への個人懸賞申し込みは約200本。2位の約120本(大関・高安)を大きく引き離し、角界1番人気の座は揺るがなかった。平成最後の国技館土俵で、あとは結果を残すだけだ。(小沼 春彦)


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