竜電、富士桜以来の山梨出身47年ぶり新三役つかむ「手の届く範囲にいる」

竜電、富士桜以来の山梨出身47年ぶり新三役つかむ「手の届く範囲にいる」

 大相撲初場所は13日に東京・両国国技館で初日を迎える。東前頭7枚目・竜電(28)=高田川=が、このほどスポーツ報知の取材に応じ、2019年の目標に金星獲得と三役昇進を掲げた。昨年は新入幕の初場所で敢闘賞獲得や、平幕上位に番付を上げるなど躍進。三役が現実的になってきた今年こそ、元関脇・富士桜以来、山梨県出身では47年ぶりとなる新三役の快挙を達成する。

 新春の土俵へ向け、192センチ、150キロの竜電が静かに闘志を高めている。初日は西前頭7枚目・大栄翔(25)=追手風=、2日目は東同6枚目・千代大龍(30)=九重=との対戦が決定。「いい相撲を見せられたら」と力を込めた。

 昨年は飛躍の年だった。新入幕だった初場所は10勝で敢闘賞を獲得。年6場所中4場所で勝ち越し、うち2場所は2桁白星を記録した。締めくくりの九州場所では横綱、大関陣との対戦圏内となる西前頭3枚目まで番付を上げた。「考えてみれば17年の九州場所では十両だった。よく頑張ったと思う」と自賛した。

 その九州では高安を寄り切り、大関戦初白星。「初めての(大関戦の)豪栄道関には一発で持っていかれた。やっぱり強いな、と。勝とう、ではなくて存在感を示そうという気持ちだった。高安関のときはうまく自分の形になれた」と振り返る。6勝9敗で負け越したが、確かな手応えをつかんだ上位経験の場所だった。

 だからこそ現実的になってきた目標がある。新年の抱負を問われると「やはり三役」と迷わず言い切った。「遠かったら目指しづらいが、手の届く範囲にいる。しっかりやっていきたい」と気合十分に語った。

 九州場所では心残りもある。休場が相次ぎ横綱が不在に。「結びの一番も、横綱ともできなかった。ちゃんと上位経験していない感じ」。ただチャンスはたくさんある。竜電は「これで終わりじゃない。(年内に)三役に上がろうと思ったら(平幕で)金星も取れると思う。上位でずっと戦えるように頑張りたい」と意欲を見せた。

 県出身力士が新三役となれば、富士桜が1972年秋場所で新小結となって以来の快挙。富士桜は猛烈な突き押し相撲で「突貫小僧」の異名を取り、昭和天皇の大のご贔屓(ひいき)と言われた。昭和の土俵を沸かせた郷土の先輩以来の県勢新三役へ。まずは平成最後の初場所で大暴れする。(三須 慶太)


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