阿部一二三が初戦一本負けで敗退「自分の柔道ができなかった」GSパリ大会    

阿部一二三が初戦一本負けで敗退「自分の柔道ができなかった」GSパリ大会    

◆柔道グランドスラム(GS)パリ大会第1日(9日・パリ)

 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会第1日は9日、男女計7階級が行われ、男子はで66キロ級で世界選手権2連覇している世界ランキング1位の阿部一二三(21)=日体大=が初戦の2回戦で同20位のイタリア選手に一本負けし、敗退する波乱があった。グランドスラム(GS)パリ大会は今年最初の主要国際大会となり、世界選手権東京大会(8〜9月)代表選考会の一つ。今大会から2020年東京五輪代表争いが本格化する。

 阿部は両膝に手をつき、がっくりと肩を落とした。男子66キロ級の世界王者が今季初戦で、格下のイタリア選手に足をすくわれた。3連覇が懸かる世界選手権代表入り、その先に控える東京五輪代表争いにも影響する痛恨の初戦敗退。「自分の柔道ができなかった。ここでしっかり勝ち切って、いい流れをつくりたいと思っていたが…」と険しい表情を浮かべた。

 体調は良く、減量も順調だったが、担ぎ技を警戒して重心を下げて腰を引く相手を攻めあぐねた。「思っていた以上に相手が研究してきている。自分の技が全然かからない」。開始から約2分、低い姿勢の相手に裏返されて技あり。さらに「焦りで前に出たところを合わされた」と不用意に投げを食らって万事休した。

 早々に代表内定を決めた妹の詩(18)=兵庫・夙川学院高=と対照的な戦いが続く。この階級では絶対的な存在だったが、直前に右手首を痛めた昨年11月のGS大阪大会では丸山城志郎(25)=ミキハウス=に屈し、潮目が変わった。

 五輪代表の選考方法は正式決定はしていないが、国際大会の実績が重視されるため、東京で開催される今年の世界選手権代表を逃せば暗雲が漂いかねない。「ここから負けなしでいきたい」と誓った今年の初戦で、まさかの黒星発進。「もう負けは許されない。もっと強くならないといけない」。21歳の世界王者は危機感を漂わせた。


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