近藤亜美、48キロ級全5戦一本でV 代表生き残りへ「まだ余地はある」

近藤亜美、48キロ級全5戦一本でV 代表生き残りへ「まだ余地はある」

◆柔道 グランドスラム パリ大会 第1日(9日・パリ)

 男女計7階級が行われ、女子は48キロ級で16年リオ五輪銅メダルの近藤亜美(23)=三井住友海上=が決勝でコソボの選手に快勝するなど、5試合全て一本勝ちで優勝。52キロ級は志々目愛(25)が、決勝で角田夏実(26)=ともに了徳寺学園職=との日本勢対決を制した。男子は60キロ級で世界選手権2連覇中の高藤直寿(25)、73キロ級で橋本壮市(27)=ともにパーク24=が優勝。

 オール一本勝ちで優勝をつかんだ近藤の目に、涙があふれた。主要大会の栄冠を逃し続け、「何もかもうまくいかず空回りしていた」。今年最初の主要国際大会で世界選手権東京大会(8〜9月)の代表選考会の一つを制し、生き残りへ望みをつないだ。

 心の支えになった人がいる。三井住友海上でお姉さんのような存在の貝山コーチ。昨夏のジャカルタ・アジア大会は2位、講道館杯全日本体重別選手権は5位に沈み、「また銀だね」「今回はメダルなかったね」と慰められることが、「本当につらくて、金メダルをかけたかった」。昨年世界選手権2位の渡名喜(パーク24)を追う立場は変わらないが、「リオ五輪を目指した時も、もう無理かなと思う瞬間はあった。それを思えばまだ余地はある」と、巻き返しを目指す。


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