【ヤクルト】渡辺大樹、初対外試合で逆転満弾

◆練習試合 ヤクルト5―3KIA=特別ルール=(11日・浦添)

 ヤクルト・渡辺大樹外野手(21)が11日、初対外試合となる韓国・KIAとの練習試合(浦添)に途中出場し、強烈なインパクトを残した。通算出場2試合の新星が、3点ビハインドの8回2死満塁から逆転グランドスラム。「日頃の練習の成果が出た。(満塁弾は)人生初かも」とはにかんだ。

 7回まで1安打に封じられる重いムードを、昨季まで内野手だったプロ4年生がひと振りで覆した。持ち味は、快足と守備。今季から出場選手登録人数が1人増え、代走要員の29人目候補として初の1軍抜てきだった。そんな男が課題のバットで結果を残した。

 座右の銘は人気漫画「トリコ」から「思い立ったが吉日ならその日以降はすべて凶日」。やるべき時にやる男の信条だ。「今いる人の途中交代でアピールするしかない。満足しないで守備と走塁を磨いて、1軍定着が目標」とペコちゃん似の努力家は喜びを封印した。(田島 正登)

 ◆渡辺 大樹(わたなべ・だいき)1997年6月7日、千葉・松戸市出身。栗ケ沢中時代は陸上部に所属し、200メートル走で全国大会出場。専大松戸高では通算17本塁打。3年夏の甲子園に出場。15年のドラフト6位でヤクルト入りした。182センチ、87キロ。右投右打。年俸580万円。独身。


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