中日のドラフト6位・田中幹也内野手=亜大=が、今季の登場曲に「ジャンボリミッキー」を選曲したことが18日、分かった。早ければ19日の楽天戦(バンテリンD)から球場内に流れることになりそうだ。

 「ジャンボリ―」は東京ディズニーランド及びシーで行われるダンスエンターテインメントの一つ。アップテンポな曲調に、コミカルなダンスが特徴で、大人から子どもまで振り付けを覚え夢中になって踊っている。昨年末のNHK紅白歌合戦でも流れるなど一時、社会現象と化し、現在も人気が続いている。曲中には「ズンズン」と右手を曲げて、上下させる動きもあり、バンテリンドーム全体に一体感が生まれる予感大だ。

 開幕スタメンへ向け売り出し中の田中は、チームメートから「みきや」と呼ばれることが多いが、1学年下の岡林や新外国人アキーノからは「ミッキー」とも呼ばれている。2月の春季キャンプ中に、岡林から同曲の提案を受け、採用を決めた。田中は「僕もノリがいい曲はすごく好きですし、ファンの皆さんと盛り上がるなら最高です」と、楽しみにしている。

 かつて、今季からDeNAに移籍した京田が、オースティン・マホーン「ダーティーワーク」を登場曲に使い、ファンも声をそろえて「35億!」、「きょうだ、ようた!」と叫んで“名物”になったケースもある。鮮やかなプレーだけでなく、親しみやすい登場曲で竜党の心をぐっとつかむ。