米大リーグのジャイアンツを退団し、古巣DeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)の実戦復帰が20日のイースタン・リーグ、巨人戦(横須賀)に決まった。19日のヤクルト戦(神宮)前に三浦大輔監督(50)が「明日(2軍で)ゲームの予定です。3、4打席。DHの予定をしています」と明言した。筒香は早ければ4月中の1軍合流へ、横須賀市内の球団施設「DOCK」で練習を行った。

 日本復帰初実戦へ筒香は室内練習場で約60スイング振り込むと、キャッチボールと外野でのノックもこなした。その後、屋外でのフリー打撃では48スイングで8本のサク越え。前日と前々日の練習ではあえて体の張りを強くするために強度を上げていたことを明かし「今日は体の張りが強く出ていた、これが抜けたら一気に良くなると思う」と手応えを口にした。1軍合流時期については「もちろん早ければ早い方がいい」とし「コンディションが整わない状態で行ってもいいパフォーマンスができない」と万全を期す構えだ。

 指揮官は「その日その日で状態を確認しながら。一日でも早く、状態良く合流してもらいたい」と早期合流を願った。5月6日のヤクルト戦(横浜)では一部立ち見席が名前にちなんだ225円で発売される。ハマスタ凱旋へまずは実戦勘を取り戻していく。(内藤 菜月)