◆パ・リーグ 日本ハム4×―3ロッテ(19日・エスコンフィールド)

 日本ハムの加藤豪将内野手(29)が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちに貢献した。

 9回1死満塁。代打起用された背番号3は「フォアボールで良いと思っていて、ストライクが来たらゲッツーはないようにしよう」と打席へ。「全部見れていた」と、フルカウントから7球目の直球を冷静に見極めた。今季2度目のサヨナラ勝ちを決め「僕は代打が大好き。良いところでしか回ってこないから。それが向いてるというか、好き。あの場面で使ってくれたのはBOSSのおかげなので感謝ですね。そこまで監督が自分を信じてくれていると、自分も信じないといけない」と指揮官に感謝し、「新しい選手がどんどんヒーローになっている。良いチームはそうだと思う。毎日毎日まんちゅう(万波)に頼っていては勝てない。(去年は)1点差で負けた試合が結構あったので、それを勝てたら良いシーズンになるかな」と話した。