◆米大リーグ パイレーツ1―8レッドソックス(19日・米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(30)が19日(日本時間20日)、敵地・パイレーツ戦に「6番・指名打者」でスタメン出場し、3打数1安打、2四死球1得点で3出塁し、チームの快勝に貢献した。安打を放つのは出場した試合では3試合ぶり。直近2試合は欠場していたため、チームの試合では5試合ぶりの安打だった。レッドソックスは4本塁打で8点を奪って快勝。11勝10敗で貯金1とした。

 2試合、11打席連続安打なしと調子を落とし、2試合連続で欠場していた吉田。3試合ぶりにスタメン復帰すると、2回先頭の1打席目に、投手のグラブをはじく遊撃への内野安打を放って、12打席ぶりの安打をマークした。無死一塁で続くダルベックの右翼フェンス直撃の二塁打で、吉田は一塁から一気に本塁へ突入。激走を見せて本塁に滑り込んだが、パイレーツ守備陣の好返球もあってタッチアウトになった。

 3回2死一、二塁の2打席目は好機だったが8球目のカーブに反応できず見逃し三振。5回2死一塁の3打席目は右肘付近に死球を受け、7回2死二塁の4打席目は、4球連続ボールで四球を選んだ。9回2死走者なしの5打席目は、2ストライクからボテボテの三ゴロに打ち取られた。