中日の高橋宏斗投手が26日、バンテリンドームで行われた投手練習に参加。今季初の1軍合流で、登板が予想される28日の広島戦(バンテリンD)に向けて調整を行い、「しっかり準備してきたので、それを出すだけ」と意気込んだ。

 この日は、傾斜を使って44球を投げ込み、投球フォームを入念に確認した。トラックマンの数値と自身の感覚を照らし合わせ、大塚投手コーチと意見交換。打席に立った同コーチは「いいですよ!絶好調です」と太鼓判を押した。

 開幕は2軍スタートとなったが、ファームではここまで4試合に登板して、3勝1敗、防御率0・93と好投し、アピールを続けてきた。ようやく巡ってきたチャンスに「しっかりと課題に向き合えた。2軍で投げるために野球をやってるわけではないので、ここ(1軍)の舞台で結果を出したい」と闘志を燃やした。