◆東京六大学野球春季リーグ戦第3週第2日▽慶大―法大(28日・神宮)

 慶大の清原正吾一塁手(4年=慶応)が開幕から4試合連続でヒットを放った。

 「4番・一塁」でスタメン出場。客席では父・和博さんが見守る中、2回先頭の第1打席。法大の今秋ドラフト候補左腕・吉鶴翔瑛(4年=木更津総合)の初球132キロをセンターに打ち返し、クリーンヒットにした。

 中学時代はバレーボール部、高校時代はアメフト部と6年間のブランクがありながら、名門・慶大の主砲を担い、一歩一歩結果を残している。

 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都生まれ。21歳。慶応幼稚舎3年から「オール麻布」で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応高ではアメフト部でプレー。慶大入学後に野球に再チャレンジ。昨春の法大戦で公式戦初安打。弟の勝児内野手は慶応高の昨夏の甲子園Vメンバー。50メートル走6秒5。遠投100メートル。186センチ、90キロ。右投右打。