◆JERAセ・リーグ 広島2―0巨人(17日・マツダスタジアム)

 巨人・平内龍太投手(25)が、6回から2番手で登板し、2イニングを完全投球で抑えた。

 2点を追う6回から今季2度目のマウンドへ。「とにかく1人1人いきました」と最速152キロを計測した直球を軸に、ツーシーム、スプリットなどを駆使して、この試合で初となる3者凡退とした。「今年はファーム合わせても回またぎは初めてでした」と7回もマウンドに上がると、1番・秋山から始まる上位打線を3人でピシャリ。2回を無安打無失点に抑えた右腕は「結果の世界だと思うので、抑えられて良かったです。とにかく点を取られないピッチングをしていきたい」と振り返った。

 杉内投手チーフコーチは「平内は良かったね。いやいや、良かったねぇ。球速も出ていたし、気合いも入っているからね」と高く評価。今後について「まずは負けパターンになると思うけど、そこから実績を積み上げて、勝ちパターンになれるようにね」と期待を寄せた。